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登録日:2015/07/02 Thu 23 45 41 更新日:2024/05/30 Thu 06 30 46NEW! 所要時間:約 10 分で読めます ▽タグ一覧 Earth-120703 MARVEL SPIDER-MAN アメイジング アメイジング・スパイダーマン アメコミ アメスパ アンドリュー・ガーフィールド エマ・ストーン エレクトロ グリーン・ゴブリン シニスター・シックス ジェイミー・フォックス スパイダーマン ソニー・ピクチャーズ ソードマスターヤマト デイン・デハーン ニューヨーク パチンコ化 ポール・ジアマッティ マンホール マーク・ウェブ ライノ リザード リス・エヴァンス リブート 不遇の良作 伏線放置 打ち切り 映画 洋画 蜘蛛男 謎 豪華声優陣 ◆アメイジング・スパイダーマン/アメイジング・スパイダーマン2 恐れるな。自ら選んだ、この運命を。 この「戦い」――絶対に勝つ。 『アメイジング・スパイダーマン(The Amazing Spider-Man)』は2012年と2014年に公開されたアメリカ合衆国の映画。 監督は若者の間で人気の恋愛映画『(500)日のサマー』のマーク・ウェブ、主演に『ソーシャル・ネットワーク』でエドゥアルド・サベリンを演じたアンドリュー・ガーフィールド。 【概要】 MARVEL社の人気コミックヒーローである「スパイダーマン」の二度目の実写映画化作品であり、サム・ライミ監督の『スパイダーマン』3部作のリブート作でもある。 2014年には続編の『アメイジング・スパイダーマン2(The Amazing Spider-Man 2)』が公開された。 本来は2011年にライミ監督の第4作が製作予定だったが、ライミの降板によりシリーズを一新したリブート作品の製作を発表、それに伴ってキャストや設定も一新し、心機一転を図った。 主人公ピーター・パーカーの性格やウェブシューターの存在、ヒロインが初代彼女のグウェン・ステイシーである事、「シニスター・シックス」の存在など原作準拠の設定を採用しつつ、 一方でピーターの両親の謎の死の真相というミステリー要素も投入する事により、飽きさせない海外ドラマタッチの長編大作として期待されていた。 もちろん、ライミ版から引き続き一般人の心境に沿ったピーターの苦悩や、ヴィラン達の心情描写も取り入れている。そして何より、このシリーズはアクションが素晴らしい。 第2作の製作段階で4作目までの公開日が発表され、更に悪役陣営に焦点を当てたスピンオフを製作していく事でマーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)のようなユニバース化が構想されていた。 スピンオフ第1弾として『シニスター・シックス』の製作が内定し、加えて前作『スパイダーマン3』では微妙な扱いに終わった『ヴェノム』の企画も進行し、製作側の気合は十分だった。 ……しかし。 興行成績はメガヒットを記録したライミ版3部作に到底及ばず、製作陣を悩ませた。 それでも2作品それぞれの全世界興収は7億ドルを越えており、世界的に見れば十分なヒット作ではあるが、それでも配給側にとっては満足のいく結果ではなかった。 中でも本国アメリカの成績は伸び悩み、1作目はそれなりのヒットを記録したが、『アメスパ2』では1作目の成績を大きく下回り(それでも一応2億ドルは稼いでいる)、更には映画制作費を国内だけで回収できず、興行的に失敗作と見なされてしまう事態となった。 加えて『アメスパ2』公開時には同時期に公開された『X-MEN:フューチャー&パスト』やMCU系列の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』、後の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に負けており、MARVEL作品の波がMCUに移りかけている事を示す結果となってしまう。 シリーズの続行が危ぶまれる中で、かねてよりスパイダーマンの映画化権の譲渡を提案してきたMARVEL側でも大きな動きがあり、『シビル・ウォー』を映画化するに当たり、同作の監督を務めるアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟がスパイダーマンのMCU登場を要望してきたのだった。 MARVELの製作社長であり、かつてライミ版に関わった経験を持つケヴィン・ファイギもそのアイデアを支持した事で、ソニー・ピクチャーズとマーベルスタジオの極秘交渉が始まり、最終的にソニーは当初の計画から方針を転換してスパイダーマン映画の建て直しを決断。 『アメスパ2』の公開から1年経たずにマーベルスタジオとの業務提携を締結して、スパイダーマンの映画化権を同社と共有する事を発表する。 それにより、スパイダーマン映画はMCU内の新シリーズとして再リブートし、単独映画の製作・配給権をソニーが引き続き所有しながら、ウォルト・ディズニー・スタジオ配給のMCU作品との間で相互にキャラクターを登場させる事が可能になった。 再リブートされた新スパイダーマンは2016年公開の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場し、その翌年には単独映画『スパイダーマン:ホームカミング』が公開された。 しかしながらそれに伴い、現行の『アメスパ』シリーズの製作打ち切りが決定し、全2作で大量の布石をばら撒いた挙句、全て放置したまま物語は終わりを迎える事になってしまった。 ハリウッド映画において、シリーズ化を想定しながらも興行的不振や作品自体の不評が原因で続編が製作されなかった作品は多いが、 本シリーズの場合は極端に大コケしてないのに打ち切られた過去に例のないケースとなり、MCU版が好評を得た現在でも本シリーズの打ち切りを残念がるファンは多い。 第2作の興収が予想を大きく下回ってしまった結果(10億ドルを目標値としていた説もある)にソニーが相当危機感を抱いた事が窺える。 もし本シリーズが続行していれば、『ヴェノム』は当初の予定通り『アメスパ』の関連作品として製作され、MCUもスパイダーマンが不在のままユニバースが進行しているため、マーベルヒーロー映画全体の歴史は大きく異なっていたかもしれない。 【物語】 天才的科学者の両親を持つ優しい少年、ピーター・パーカーは、幼い頃両親を謎の事故で亡くしていた。 それから数年後、高校生になったピーターは天才的科学の才能を持ったものの、同級生からはいじめられる日々を過ごす。 ある日、彼は父の書斎にあった形見の鞄の中に、オズコープ社の極秘資料を発見する。 オズコープ社に届けに行ったピーターは、ラボの中へと入り込み、実験動物の蜘蛛に刺されてしまう。 するとその日の帰り道、気が付くと彼は蜘蛛のような身軽さと俊敏さといった超身体能力を身につけていた。 手に入れた大いなる力に有頂天になるピーターだったが、それを咎めた叔父のベンと喧嘩になった晩、自分が見逃した強盗に叔父を殺されてしまう。 叔父殺しの犯人を見つけるため、彼は自分の能力を正義のために使うことを決意し、自前の武器「ウェブ・シューター」も用意した覆面ヒーロー「スパイダーマン」としての活動を開始する。 それから、ピーターはニューヨークの平和を守る傍ら、憧れのマドンナ・グウェンとの恋を育み成長していく。 そして、オズコープ社に勤める善良な科学者で、ピーターの両親とも親交があったカート・コナーズ博士や、気弱だが几帳面で優秀な電気技師のマックス・ディロン、そしてスパイダーマンを恨むハリー・オズボーンやアレクセイ・シツェビッチといった者達が様々な事情で怪人と化し、スパイダーマンに襲い掛かる。全ての鍵は、ピーターの両親が進めていた研究にあった……。 【主要人物】 ピーター・パーカー/スパイダーマン 演:アンドリュー・ガーフィールド/吹き替え:前野智昭 主人公。天才的科学の才能を持つ陰キャでオタクな高校生。 ひ弱ないじめられっ子だが、いじめられてる子を見つけると率先して助けに行くなど、正義感はスパイダーマンになる前から強い。原作準拠で前向きな明るく優しい性格。 コナーズ博士の研究のヒントを与えたり、自分で発明した粘着糸を使った武器「ウェブ・シューター」を作ったりと、発明家としても優れている。 スパイダーマンになった時は敵に向かって軽口で煽るのがデフォ。 ふと見つけた両親の極秘資料がきっかけで、オズコープ社との因縁が浮上しその運命を狂わされることになる。 それは、彼の周りから次々と大切な人を失わせ、彼自身も苦悩の日々に……。 ぶっちゃけ、演じるアンドリュー・ガーフィールドの体格とイケメン具合が相俟って全然負け組に見えない。 グウェン・ステーシー 演:エマ・ストーン/吹き替え:本名陽子 ピーターの同級生のブロンド美少女。ピーターが密かに憧れている。 彼女自身も、科学の天才で成績も優秀且つ正義感も強い。 ピーターと徐々に親密になっていき、彼の方からスパイダーマンの正体をカミングアウトされる。 その後、父の死といった悲劇を迎えるも、それをものともせず交際を続ける。 『2』ではスパイダーマンとしてのピーターに迷いを生じさせ、ロンドンへの留学を決意するが、彼の熱烈な告白に根負け。 しかし、その直後起こった事件で、悲劇が起こる……。 ちなみに2人を演じたアンドリューとエマはプライベートでも恋人同士。劇中ではずっと2人のバカップルっぷりが披露されている。 ……しかし、シリーズ打ち切りから数ヶ月後、破局が明らかになった。 もっともエマの結婚後も友人としての付き合いは続いており、アンドリューが某映画の出演についてとぼけたことでエマにラインでブチギレられたというほっこりするエピソードも。 ベン・パーカー 演:マーティン・シーン/吹き替え:佐々木敏 ピーターの叔父さん。 原作通り、増長するピーターを諌めて喧嘩になった直後、強盗に襲われ死亡し、彼をスパイダーマンとしての運命を決定づける。 メイ・パーカー 演:サリー・フィールド/吹き替え:一龍齋春水 ピーターの叔母さん。 ピーターを母のように見守り、甥が落ち込んだ時は深い言葉で立ち直らせる。 ジョージ・ステーシー 演:デニス・リアリー/吹き替え:菅生隆之 グウェンの父。ニューヨーク警察警部。 娘に深い愛情を持って育ててきた。 当初はスパイダーマンを危険視していたが、リザードとの最終決戦で彼と協力する。 しかし、その戦いで致命傷を負い、ピーターにグウェンを巻き込まないように言い残し息を引き取った。 『2』でもグウェンを危険な目に合わせてしまうピーターの罪悪感の象徴として幻覚で登場している。 フラッシュ・トンプソン 演:クリス・ジルカ/吹き替え:石上裕一 ピーターの同級生。ガタイのいいジョックスで、ピーターを始めとするひ弱な生徒をいじめていた。 超人能力を身につけたピーターにコテンパンにされ、その後は彼に謝罪し、打ち解けるようになった(ついでにスパイダーマンのファンになった)。 ベンおじさんが死んだ時はピーターを労わっており、ちょっと良い奴だった。 リチャード・パーカー 演:キャンベル・スコット/吹き替え:てらそままさき メアリー・パーカー 演:エンベス・デイビッツ/吹き替え:吉田美保 ピーターの両親。共にオズコープ社に務める研究者だった。 ピーターが4歳の時、遺伝子改造された蜘蛛の研究を成功させた直後身の危険を感じ、息子をベン夫妻に預け身を隠す。 その直後、飛行機事故で死亡したと考えられていたが、実際は殺されていた。その背後にはオズコープ社の存在が……。 未公開シーンでは、死亡したはずのリチャードが息子と再会する様子が描かれていた。 星のタトゥーのギャング ピーターがベンと口論になった夜に、ピーターの目の前で店のレジの金を盗んだ泥棒。 手首に星型のタトゥーを入れている。 逃走中にベンにとがめられ、彼を射殺した。 ギャング仲間に顔を見られないようにしつつこいつを捕まえるためピーターはマスクをかぶりスパイダーマンを名乗るようになっていく…のだが、その存在は1作目途中でフェードアウト。 2作目に至っては存在を全く語られない。 カート・コナーズ博士/リザード 演:リス・エヴァンス/吹き替え:内田直哉 『1』に登場したヴィラン。オズコープ社に務める優秀で心優しい科学者。異種間遺伝子交配の研究を通して、全ての人が平等な弱者のいない世界を作る事を目指している。 生前のパーカー夫妻と親しく、社内に入ったピーターともすぐに打ち解けた。 右腕を失っており、その再生を目的とした新薬の開発を進めている。 会社をクビにされそうになったことやオズコープ社が罪も無い無関係の人間で人体実験を行おうとしたことで焦ってしまい、自分の身体を使った異種間遺伝子交配の人体実験を強行し、ピーターと共に開発した試験薬を自らに打ち込んでしまう。その結果、彼は凶暴なトカゲの怪人「リザード」に変貌。 更に薬の影響で精神的にも歪んでしまい「トカゲの生態系は人間より優れている」といった偏った考えを持ち始め、ニューヨーク市民をトカゲに変えるために試験薬を空中に散布するバイオテロを引き起こそうとするが、スパイダーマンがワクチンにすり替えた事で失敗。 ワクチンの効果で元の人間の姿に戻った事で性格も元に戻り、ピーターを助けるも、騒動を起こした罪で投獄されたが…?(*1) マックス・ディロン/エレクトロ 演:ジェイミー・フォックス/吹き替え:中村獅童 『2』に登場したメインのヴィラン。オズコープ社の優秀な電気エンジニア。 コミュ障で周囲からバカにされているが、本心は心優しいごく普通の青年。 スパイダーマンが命を救ってくれたのがきっかけで彼の大ファンとなっていた。 そんな中、誕生日に上司からたった一人残業を押し付けられ、作業をしている際に誤って電気ウナギの水槽に落ちてしまい、大量のウナギに全身を噛まれた事で身体に電気を溜め操る特異体質を身につけてしまう。初めは自身の変化に戸惑って、周囲の人に助けを求めるが、同じ「超人」にもかかわらず「ヒーロー」として周囲から慕われるスパイダーマンと、「怪物」として周囲から忌み嫌われる自分とのギャップに絶望した事で凶暴な性格に変貌してしまい、スパイダーマンを抹殺しようと牙を剥く。 歴代スパイダーマンのヴィランの中でもかなりの強敵であり、『アメスパ2』公開当時のキャッチコピー等ではスパイダーマン史上最強の敵と書かれた程。もしかしたらスパイダーマンもグウェンの手助けがなければ死亡していたかもしれない。 しかしながら、本作のヴィランの中でもトップクラスに可哀想過ぎる境遇を理由に、多くのリスナーに同情されていたものの、最期は体内へ許容量を上回る電流を一気に流し込まれた事で爆死してしまったが…? ハリー・オズボーン/グリーン・ゴブリン 演:デイン・デハーン/吹き替え:石田彰 『2』に登場したヴィラン。オズボーン家の御曹司で、ピーターの幼馴染。 病死した父の後を継いだ、オズコープ社の2代目社長。(*2)しかし、いきなり社長に転身する羽目になった直後に一家に代々伝わる奇病を発症し、精神的に追い詰められた事で、彼はスパイダーマンの血液が自身の病を治してくれるのではないかと思い、本人に直接交渉するが、余計に症状が悪化してしまうのではないかと考えたスパイダーマンからは「危険」と言われ、輸血を断られてしまう。 やがて会社をクビにされ、余裕をなくした彼はエレクトロを雇って会社を襲い、蜘蛛から得た薬の予備を危険を顧みず投与する。だが、案の定薬は体に馴染まず肉体を変貌させ、怪人「グリーン・ゴブリン」に変貌させてしまう。 狂気に取り憑かれた彼は、何故か「自分がゴブリンとなってしまったのはスパイダーマンのせいだ」と思い込み、スパイダーマンを襲ってグウェンを人質に取り、戦闘になった際に頭を強打して気絶。後日、刑務所に収監された。 演じたデイン・デハーンは映画『クロニクル』で鬱屈した超能力少年を演じており、本作でもその怪演を発揮させている。 アレクセイ・シツェビッチ/ライノ 演:ポール・ジアマッティ/吹き替え:楠見直巳 『2』に登場したヴィラン。ロシア人ギャングで、プルトニウムを盗んだところをスパイダーマンに捕まり、刑務所に収監された。 その後、ハリーの手引きによって脱獄し、サイ型の装甲アーマーを纏って「ライノ」となり、再びスパイダーマンと戦闘になる。 ノーマン・オズボーン 演:クリス・クーパー/吹き替え:小川真司 オズコープ社社長で、ハリーの父。 オズボーン家に代々伝わる奇病に冒され、ハリーに後を託し病死。 未公開シーンでは、死後に頭部だけの状態で冷凍保存されたノーマンが描かれており、3作目でグリーン・ゴブリンとなって復活する予定だった。 フェリシア 演:フェリシティ・ジョーンズ/吹き替え:森夏姫 『2』に登場。ハリーの秘書。 序盤でオズコープ社の2代目社長となったハリーの権限によってオブコープ社の重要な役職に就くのだが、元は平凡な社員だったフェリシアは当然困惑し、重役達に至ってはハリーに対して不満を募らせる事となる。 その後、病に冒されるハリーを甲斐甲斐しく支えるのだが、いつの間にかフェードアウトした。 未公開シーンではグリーン・ゴブリンとなって社内で暴れ回るハリーと遭遇しており、重役達と違って見逃された。 続編があったらヴィラン「ブラック・キャット」として登場予定だった。 演じたフェリシティ・ジョーンズは後に『ローグ・ワン A STAR WARS STORY』の主演に抜擢される事になる。 ドナルド・メンケン 演:コルム・フィオール/吹き替え:家中宏 『2』に登場。オズコープ社の重役で、オズコープ社という腹黒企業を体現したかのようなクズ。 社内で起きたマックスの事故を隠蔽し、エレクトロと化したマックスの事を調べていたグウェンを連行しようとするなど、オズコープ社の運営と自分が権力を得るためにはどんな手段も選ばない。 中盤でハリーがオズコープ社の最高機密「スペシャルプロジェクト」の存在に気づき始めた事で、彼を追い出すと同時にレイブンクロフト刑務所へと投獄した。 だが、ほどなくエレクトロと共に会社に戻ってきたハリーの逆襲で逆に追い詰めれてしまい、ハリーに脅される形でスペシャルプロジェクトの施設へと案内させられ、彼に命じられるまま薬を投与した。 そして薬の副作用で苦しみだしたハリーを置き去りにしてエレベーターに乗ったシーンでフェードアウトしたが、未公開シーンではグリーン・ゴブリンと化したハリーの報復で上空から投げ落とされて死亡する様子が描かれている。 グスタフ・フィアーズ 演:マイケル・マッシー/吹き替え:小島敏彦 獄中のコナーズ博士やハリーに語りかける謎の男。 ハリーにはスパイダーマンへのリベンジを唆し、オズコープ社製の装備を使った犯罪集団の準備を整えた。 その一人がライノである。装備の中には4本の触手のようなものや大きな翼のあるものが見られていた。 ……残念な事にシリーズの打ち切りで水泡に帰してしまったが。 次回作があった場合にはシニスターシックスを率いるゴブリンと並ぶメインヴィランになる予定だったらしい。 ホルヘ 演:ホルヘ・ベガ/吹き替え:西田光貴 『2』に登場。序盤でスパイダーマンに助けられた少年。 スパイダーマンに憧れている市民の1人であり、終盤での出番は必見である。 スタン・リー ……やっぱり出てるよ! 【余談】 『2』は当初、2代目ピーターの恋人のMJことメリー・ジェーン(演:シャイリーン・ウッドリー)も登場予定だったが、「キャラをさばききれない」という理由で出演シーンが全てカットされた。恐らく3作目以降に登場予定だったのだろうが、その続編が幻のものとなってしまい、MJの登場自体もなくなった。 『アメスパ』のスピンオフとして映画化予定であったヴェノムの単独映画に関しては、『アメスパ』とは別作品として改めて企画が再始動し、2018年にトム・ハーディ主演で公開。これを皮切りにソニーが映画化権を持つキャラクターで構成されるMCUとは別のユニバース「ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)」が始動したが、『シニスター・シックス』に関しては『アメスパ』の存続が前提となっていたため、こちらは正式に映画化が中止となった。 アンドリュー・ガーフィールドは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』へのオファーが来ていたが、自分の演じてきたスパイダーマンのキャラクターと異なるキャラクター性を持つために断った。他には、『アベンジャーズ』の際にオファーが来たエリック・バナ(アン・リー版のハルク)が断ったが、偶然だろうか原作でスパイダーマンとハルクは相棒として活躍する事もあった。 幻の『アメスパ3』以降を望む方、追記修正お願いします。 それから時は過ぎて2021年の出来事 MARVELコミックヒーロー映画化シリーズ「マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)」の第27作目『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に本シリーズのヴィランであるリザード、エレクトロの登場が決定。更に、同じくスパイダーマンを原作とするサム・ライミ版スパイダーマン三部作からもグリーン・ゴブリン、ドクター・オクトパス、サンドマンが登場し、3つの世界のスパイダーマン作品によるクロスオーバーが実現することとなった。 そして…… MJ「あなた誰……?」 ピーター「ピーター・パーカーだ」 MJ「ありえない……」 ピーター「スパイダーマンだよ。……僕の世界ではね」 なんとアンドリュー・ガーフィールド演じる本シリーズのピーター本人も登場。本作では他のピーター・パーカーとの区別のために「ピーター3」と呼ばれる。 次いでサム・ライミ版スパイダーマン三部作のピーター(以下ピーター2)も登場し、3つの世界のピーター・パーカーが集結することとなった。本作の公開にあたってアンドリュー・ガーフィールドはメディアからの質問に対して「NWHに出た事はない(意訳)」とコメントしていただけに多くの観客も今回ばかりは登場を諦めていたが、思いもよらないサプライズに拍手喝采を送った。 そして、打ち切り同然に終了した『アメイジング・スパイダーマン2』の“その後”がピーター本人の口から語られたが…… それは、あまりにも悲しく、過酷なものだった。 「僕は……グウェンを喪った。僕のMJだ。 ……救えなかった。 自分を一生許せないけど、でも努力はしようとした。 なんとかして、“親愛なる隣人”のスパイダーマンでいようって。 それが彼女の望みだと思うから…… でも気づくと人を殴ってた。 どんどん自制が効かなくなった。 ……怒りが溢れて……情け容赦なく」 アメイジング・スパイダーマン2のクライマックス、再起を果たしたピーターだったが、最愛のグウェンを喪った悲しみは簡単に癒えるものではなかった。スパイダーマンとしての自警活動は暴力的になり、負の感情のままに拳を振るい続ける、冷酷なヒーローになっていたようだ。その描写が描かれることこそなかったが、本人の様子からして“親愛なる隣人”とはほど遠い様子だったのは想像に難くない。 しかしその有り様を本人も後悔している様子で、メイおばさんを喪い悲観に暮れるEarth-199999のピーター(以下ピーター1)に対しても「僕のようになってほしくない」と告げ、ピーター2と共にピーター1の再起を促すきっかけを作った。 その後はピーター1,ピーター2と共にヴィラン達を治療するための治療薬開発に協力。アメイジング・スパイダーマンでの経験を活かし、リザードの治療薬を開発した(*3)。 自由の女神での最終決戦ではイメチェンしたエレクトロと再戦。「古い方のスパイダーマン」、「お前なんか今じゃ雑魚」と罵られながらもスパイダーマンズ、そしてドクター・オクトパスの協力によって無事、エレクトロを治療することに成功。「黒人かと思った」と言われつつも、無事、和解を果たした(*4)。 しかし、突如として乱入してきたグリーン・ゴブリンの攻撃の余波によって自由の女神の足場が崩落。落下していくMJにピーター1が手を伸ばすが、グリーン・ゴブリンの妨害に遭う。絶体絶命の中、動いたのはピーター3だった。彼は崩落する足場から飛びだすとMJをキャッチし、落下する瓦礫の中に無事降り立った。 唖然とするMJに対して、「大丈夫か?」と問いかける彼の目には、涙がたまっていた…… 彼の手は、「今度こそ」届いたのだ。 反響 『アメイジング』シリーズが打ち切りと言う形で終了してしまったことから本作へのサプライズ以降、幻の『アメイジング・スパイダーマン3』の製作を望む声が高まり、ファンの間でもシリーズ復活を求めるハッシュタグ「#MakeTASM3」が展開され、「Make The Amazing Spider Man 3(『アメイジング・スパイダーマン3』を作って)」を掲げるキャンペーンがTwitterでトレンド入りするなど大きな盛り上がりを見せることとなった。 これに対してソニーのTwitter広報担当がNWHにおけるアメスパピーターの呼称「ピーター3」と「アメイジング・スパイダーマン3」をひっかけた「 The Amazing Peter #3!(アメイジングなピーター3!) 」なるツイートを投稿。「あくまで広報担当なので映画を製作する決定権はない」としつつも「ハッシュタグは見ていますよ」と言う粋な計らいであった。 アンドリュー・ガーフィールドもピーター・パーカーの再演について「正しいと感じられたなら、可能性は間違いなくある(意訳)」とコメントしている。 「今度こそ」手が届いた方、追記修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 東映スパイダーマンの電気ミミズは平行世界のエレクトロと見た -- 名無しさん (2015-07-03 00 03 10) 実写版ファンタスティック・フォーと同じ轍をふんじゃった。そんな感じ -- 名無しさん (2015-07-03 00 17 57) 伏線ばら撒いて打ち切りになったのなら、このスパイダーマンをアベンジャーズに合流させることって出来ないの? -- 名無しさん (2015-07-03 00 16 30) ↑版権問題(アメスパ以前のスパイディ映画の版権はソニーが所有、MCUに参戦させるには新しい契約が必要)があって無理 -- 名無しさん (2015-07-03 00 18 08) アンドリューがイケメンすぎるから、アメイジングピーターはあんまひ弱ってイメージないよね -- 名無しさん (2015-07-03 00 47 21) アメコミヒーロー映画が売れるって認識させた作品なのに不遇やな… -- 名無しさん (2015-07-03 02 57 34) 結構面白かったけど何で打ち切りになっちゃったんだろうか -- 名無しさん (2015-07-03 03 00 21) 日本と海外だと評価が真逆なんだよなあ -- 名無しさん (2015-07-03 03 19 57) 食わず嫌いしてて後悔したぐらい面白かったのに… -- 名無しさん (2015-07-03 05 54 54) 平凡なピーターが偶然超能力を得てスーパーヒーローになるのが魅力的だったのにアメスパは最初からピーターに設定盛りすぎて感情移入できなかった -- 名無しさん (2015-07-03 07 06 51) シニスターシックスが見たかったな。タコ、サイ、ハゲタカとあとどんなメンバーだったんだろう? -- 名無しさん (2015-07-03 09 26 22) また新しいシリーズを作るってことは、また蜘蛛に噛まれるのと、おじさんが死ぬのを見せつけられるってことかよ・・・ -- 名無しさん (2015-07-03 09 36 58) 謎の男はJJJかと思ったけど別にそんなことはなかった!! -- 名無しさん (2015-07-03 09 38 45) エレクトロの設定が新アニメシリーズからまんま流用してるね。あっちのマックスはピーターの同級生って設定だったけどピーター以上に冴えない男でいじめられていてその上メンヘラとかまんまだわ -- 名無しさん (2015-07-03 13 49 02) シリーズものでも、「次回に続く」エンドはよくないって好例だわな。 -- 名無しさん (2015-07-03 15 33 00) MCUのスパイダーマンはちゃんと完結してほしいな -- 名無しさん (2015-07-03 16 26 25) えっ。これから見る予定の1つなんだが、打ち切りなの…? -- 名無しさん (2015-07-03 17 30 11) 残念だけどね...でも打ち切りでも見る価値はあるとは思う 親父さんの遺言無視したのはあれだが(2では悩んでたけど)町の人がスパイダーマン助けようとしたり2の最後の少年との会話も好きだし何よりライノ絶対子供好きだろ。可愛いぞなんか -- 名無しさん (2015-07-03 19 12 19) ↑そのライノがなー。広告じゃあんなに持ち上げてたのに実際は最後にちょろっと出て終わりって…… -- 名無しさん (2015-07-03 22 55 21) ↑15トビーはなんか腹立つ顔してるからこっちのほうがいいと思うがね -- 名無しさん (2015-07-03 22 58 40) ↑3 なるほど、内容は別に悪いとかじゃないのね。ありがとう、やっぱり見てみるよ。伏線回収されないのは残念とはいえ、それだけが映画じゃないし -- 名無しさん (2015-07-03 23 27 07) 個人的には「ハリウッドで仮面ライダーをやったらこうなる」って印象の作品だった・・・伏線とかあって面白かったんだがなぁ -- 名無しさん (2015-07-04 00 44 25) 複線を無造作にばら蒔きすぎな上に「次回作に続きますED」だから一つの作品を見終えた充実感が全然無かったのが問題だった、ウェブや某人物の死みたいな原作要素もお世辞にも面白さに繋がってるとは言い難いし -- 名無しさん (2015-07-04 06 15 54) おじさんの死後もピーターが調子に乗ってるのは難だったけど町のおっちゃんが助けてくれたシーンは少年漫画みたいでグッと来たな -- 名無しさん (2015-07-04 16 55 19) おじさんの敵討ちが途中からどうでも良くなったり、あっさり恋人に正体バラしたり、警察の捜査の邪魔したことを開き直ったり、「娘を巻き込まないでくれ」という約束をあっさり流したり…自分の中にサムライミ版のイメージが残ってるせいなのかも知れないが、少なくとも一作目の時点では、おいおいそれでいいのかよ、って思うシーンが多すぎてなんかしっくりこなかった。 -- 名無しさん (2015-07-09 23 30 31) アメスパのピーターはやる事なす事が裏目に出てる感じだよね -- 名無しさん (2015-07-19 11 58 08) オズコープの電気ウナギを蒲焼にして食べたい -- 名無しさん (2015-07-24 13 43 06) 完璧とも言えるサムライミ版の戦闘シーンと差別化を図りつつも、カッコいい映像に仕上げたのは素晴らしいとしか言いようがない。オクトパス戦はさぞかし面白いんだろうなぁ…楽しみだなぁ…(遠い目) -- 名無しさん (2015-07-25 11 22 41) 面白いと思ったんだが、打ちきりとは残念だ -- 名無しさん (2015-07-25 11 51 51) ライミもウェブもSONYのせいで酷い目にあってるな。 -- 名無しさん (2015-09-27 00 39 05) 打ち切りってマジかよおおおおおおおお!?超好きだったんですけどォォォォォ!? -- 名無しさん (2015-09-28 07 18 22) ソニーとマーベルスタジオで協力してアメスパの続編とスピンオフ作ればよかったんじゃないんですかねえ... -- 名無しさん (2016-01-17 15 07 50) ↑版権問題がかかるから無理、版権問題を解決する為にリブートされた -- 名無しさん (2016-02-19 03 43 29) スパイダーグウェン「ピーター涙目www 」 -- 名無しさん (2016-03-06 20 13 36) せめて小説版とか出てほしい -- 名無しさん (2016-04-28 05 45 08) 2のラストめちゃくちゃ好き。数あるヒーローモノでも最高のラストだと思うんだけどなぁ、打ち切りかぁ -- 名無しさん (2016-05-02 11 45 50) 二作目はホント悲しいけど、頑張れよ、と背中叩いて送り出せる終わり方だったな カミングホームでフィアーズもリブートして出せないかな、アメスパ時空に近い形で -- 名無しさん (2016-05-02 12 13 43) 設定資料集とかいう形で3以降どうするつもりだったのか、をわかる形にしてほしいなあせめて… -- 名無しさん (2016-05-02 13 01 55) ↑3 海外だとあのラストシーンが凄く不評で、それも打ち切りの一因なんだよね、残念な事に。 -- 名無しさん (2016-05-02 17 03 41) ソニーピクチャーズの節操のなさが産んだ結果だよな。 -- 名無しさん (2016-06-14 15 20 48) 2のラストで恋人を失いつつも、卒業式当日に聞けなかった恋人の遺した言葉で再び立ち上がることを決めたシーンとか、久しぶりに感涙した映画だったんだけどな…本当に残念だ。DVDは大切にしよう。 -- 名無しさん (2016-09-14 12 25 33) グウェンと幸せになってほしかった… -- 名無しさん (2016-10-31 18 29 09) 2の未公開シーンでは、死んだと思われたピーターの父が生きていて、グウェンの死に悲しむピーターと再会し、激励してたな。まじ感動した。 -- 名無しさん (2017-03-07 19 47 18) 仮に打ち切りにならず続いてたらアベンジャーズシリーズに組み込まれてたのかな -- 名無しさん (2017-05-20 16 27 56) 大雑把に言えばアベンジャーズが原因で打ち切られたんやで -- 名無しさん (2017-06-09 19 16 39) 売れなかったからやろ -- 名無しさん (2017-06-25 21 30 55) アメスパでお蔵入りとなったヴァルチャーがホームカミングでメインヴィランになってたな -- 名無しさん (2017-07-29 02 31 41) アメスパにおけるグリーンゴブリンのグライダーはライミ版と違って自動でパイロットのところへと戻ってくる機能が無いみたいだな・・・そのせいでグウェン死んじゃったし -- 名無しさん (2017-08-19 09 18 47) 今日アメスパ2が地上波で放送 -- 名無しさん (2017-08-25 14 35 01) ちょくちょくシネマティックユニバース版スパイダーマン登場作品の劇場公開に便乗する形でTV放送されるけど、事情を知らない人がアメイジング→シネマティックユニバースの順で視聴すると絶対混乱すると思う -- 名無しさん (2017-08-25 16 11 23) ピーターとハリーが痛み分けのまま本編が終わっちゃったけど、ゲーム版アメスパ2では上手い具合にハリーとの決着をつけてたし -- 名無しさん (2017-11-25 00 01 58) そういやこのユニバースにも他のヒーローたちはいたんだろうか? -- 名無しさん (2018-03-21 06 53 46) エレクトロの中の人が実写版スポーンのリブートに出るみたい -- 名無しさん (2018-06-06 20 40 48) 今度映画に出てくるヴェノムの日本語吹き替えも中村獅童 -- 名無しさん (2018-09-19 13 38 57) いつかサム版、アメイジング版、MCU版が集結して欲しい -- 名無しさん (2019-06-27 09 50 47) 実写版スパイダーバースに賭けよう -- 名無しさん (2020-08-15 21 41 17) ↑ おめでとう ついに実現したぞ -- 名無しさん (2022-01-12 15 38 46) FFH公開の時にこっちが地上波放映されて、「なんでやねん!」って突っ込んでたけど。今となっては「なぜこれを放映しない!?」 -- 名無しさん (2022-01-16 22 24 22) 『アメスパ2』公開時には同時期に公開された『X-MEN:フューチャー&パスト』やMCU系列の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』、後の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に負けており、MARVEL作品の波がMCUに移りかけている事を示す結果となってしまう。←相手が悪すぎるよこれ… -- 名無しさん (2022-01-17 09 13 27) ジェイムソンが出てこないのは、「J.K.シモンズのジェイムソン役が完璧過ぎて彼に並ぶ役者が見つからなかったから」らしい。 -- 名無しさん (2022-01-17 13 01 16) 演じるアンドリュー・ガーフィールドの体格とイケメン具合が相俟って全然負け組に見えない←これ外国の映画評論でもツッコまれてたよね(しかも頭がいい設定はそのままだからそれもツッコまれていた) -- 名無しさん (2022-01-17 15 28 20) ↑正直ハリーのキャストが発表されたとき「ピーターとハリー逆じゃね?」とは思った -- 名無しさん (2022-01-19 01 03 29) ↑2 もし出たらまたシモンズ氏が演じたのかな。MCUもそうだったし。 -- 名無しさん (2022-01-28 19 33 49) なんか、2ってグウェンがスパイダーグウェンになる案もあったらしくて、3が作られるとしたらピーターを失ったスパイダーグウェンがアメスパに来るみたいな展開が見たい -- スパイダーマッ! (2022-11-26 20 37 13) ↑スパイダーグウェンとは別のマルチバースだけど、『What If…? Dark Spider-Gwen』というコミックではスパイダーマン(ピーター)がグリーンゴブリンとの戦闘で命を落としてグウェンが仇討ちのためにスパイダーウーマンになろうとしてたな -- 名無しさん (2023-11-15 10 00 17) 名前 コメント
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今日 - 合計 - スパイダーマン ミステリオの脅威の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時19分56秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム 日本テレビ系放送版 ※「金曜ロードショー」枠 色 出演者 備考 黄色 ピーター・パーカー/スパイダーマン(声:榎木淳弥) 水色 ニック・フューリー(声:竹中直人) 緑色 クエンティン・ベック/ミステリオ(声:高橋広樹)
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登録日:2022/01/14 Fri 07 38 29 更新日:2024/05/15 Wed 10 54 29NEW! 所要時間:約 ? 分で読めます ▽タグ一覧 Earth_199999 MARVEL MCU SPIDER-MAN アメコミ ジョン・ワッツ スパイダーマン スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム ソニー・ピクチャーズ ドクター・ストレンジ トム・ホランド ノー・ウェイ・ホーム マーベル・シネマティック・ユニバース ベネディクト・カンバーバッチ マルチバース ◆スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 全ての運命が集結する 概要 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(Spider-Man No Way Home)』とは、2021年に公開された米映画。 MARVEL社のコミックヒーロー「スパイダーマン」の実写映画第8弾。 MARVELコミックヒーロー映画化シリーズ「マーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)」の映画通算27作目であり、フェーズ4の映画第4弾。 MCUのスパイダーマン映画では『スパイダーマン:ホームカミング』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に続く3作目となる。 監督は前2作と同じくジョン・ワッツ。 当初、本作の製作前にMARVELの親会社であるウォルト・ディズニー・スタジオは映画『スパイダーマン』シリーズの興行収入の取り分をより多く要求し、 それに反発したソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが映画3作目はマーベル・スタジオとの連携を解約する(つまり、MCUではなくなる)と発表した。 しかし、主演のトム・ホランドが両社の間を取り持った事で新たに契約を結び直し、続く3作目もまたマーベル・スタジオとソニーが連携して製作する事が決定した。 ……そして、製作中の3作目の全貌が徐々に明らかになるにつれ、とんでもない噂が流れ始める。 それは、ヴィラン(悪役)として過去にソニーが製作した映画『スパイダーマン』に登場したグリーン・ゴブリン、『スパイダーマン2』に登場したドクター・オクトパス、『スパイダーマン3』に登場したサンドマン、 『アメイジング・スパイダーマン』に登場したリザード、『アメイジング・スパイダーマン2』に登場したエレクトロを再登場させ、しかも演者は5人全員同じ俳優で、過去作に登場したヴィランと同一人物として出演しているというのだ。 このニュースには全映画ファン達の間で衝撃が走った。 衝撃は更に続いた。MCUの既存キャラの中でのドクター・ストレンジの登場。そして「マルチバース」という単語の発表。 奇しくも、MCUフェイズ4ではドラマ『ロキ』やアニメ『ホワット・イフ…?』において「マルチバース」の概念が出現した時期でもあった。 公開が近づき、遂にソニーは今作で登場するヴィラン達は過去の映画『スパイダーマン』シリーズ及び『アメイジング・スパイダーマン』シリーズに登場したキャラクターと同一人物である事を明かす。 そう、遂に「マルチバース」を駆使し、スパイダーマン映画において長年の壁であった「配給会社の壁」を超えるクロスオーバー企画が実現したのである。 そのクロスオーバーは単なる「ゲスト出演」には留まらず、劇中でも登場した映画の内容が事細かに語られ、キャラクターのバックボーンとして重要な役割を果たす。 すなわち、本作はMCUのスパイダーマン映画(ホームカミング、ファー・フロム・ホーム)のみならず、これまでのソニー・ピクチャーズ製作・配給の『スパイダーマン』映画である、 スパイダーマン(2002年) スパイダーマン2(2004年) スパイダーマン3(2007年) アメイジング・スパイダーマン(2012年) アメイジング・スパイダーマン2(2014年) の5本を全て見ている事が推奨されている(勿論、それぞれの作品を見ていなくても十分に楽しめる内容にはなっている)。 もはやこれは「MCUの1本」の枠にあらず、「スパイダーマン」を総括する映画としてとてつもない規模の物語が描かれており、「スパイダーマンを愛した全ての人へのファンサービス」、そして「MCU版スパイダーマン3部作の最終章」として申し分ない出来となっている。 その詳細については後ほど説明するが、「スパイダーマン」を愛した人にとっては満足する事間違いなしの出来栄えだ。 なお、本作は当初『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』の後に公開される予定だったが、新型コロナウイルスの影響でスケジュールが変更された結果、本作が先に公開される事になり、MCUの映画において初めてマルチバースの概念を説明した作品となった。 一方日本では全世界よりも3週間遅れの2022年1月7日公開となり、これには国内のMCUファンからの批判的な意見も相次いだ(*1)。 近年のソニー・ピクチャーズ配給作品の日本公開時期は全世界よりも遅めに設定される事が多く、同様の指摘は『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』でも見られたが、ディズニー配給のMCU作品が基本的に全世界で一斉に公開されている事も批判に拍車をかけてしまった。 また、12月後半には『マトリックス レザレクションズ』や『劇場版 呪術廻戦0』『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』など多くの話題作の公開が続いていたため、「これらの作品との競合を避けたのでは」という見方も少なくない。 ちなみに日本だけ公開が遅くなったわけではなく、フィリピンでも2022年1月の公開となっている。 ストーリー 普通の高校生と親愛なる隣人ヒーロー「スパイダーマン」の2つの顔を持つ少年、ピーター・パーカー。 トニー・スタークとの繋がりでアベンジャーズの仲間になり、同級生のMJとも両想いになって順風満帆な生活を送っていた……はずだった。 トニーの発明を悪用した詐欺師・ミステリオことクエンティン・ベックを倒したのも束の間、彼は死ぬ間際に偽の映像を作り上げ、スパイダーマンは無差別攻撃をして自分を殺した悪党であるという「真実」を流布し、更には「スパイダーマンの正体はピーター・パーカー」と暴露したのだ。 JJJらデイリービューグルによってあっという間にヒーローから殺人犯へと転落してしまったピーターや家族、仲間達に容赦なく向けられる捜査の目、そして浴びせられる市民の罵声。 優秀な弁護士によって起訴は免れたものの、世論は容赦せず、ピーターは世間からの好奇の目に晒される羽目となる。 そして、心機一転となるはずだった大学進学も、MJ、ネッド共々取り消される事態となってしまった。 どうしようもない現実に途方に暮れたピーターは、NYに住む魔術師、ドクター・ストレンジの住むサンクタムの門を叩く。 「時間を戻してほしい」と頼むピーターに対するストレンジの答えはNO。だが、咄嗟の閃きで「世界中の人間がスパイダーマンの正体を忘れる」魔術を使うことを思いつく。 しかし、魔術の最中にピーターがあれこれと注文をつけた結果、修正を加えるうちに魔術が暴走を開始し、途中で中断することとなったストレンジ。 「大学に交渉しなかった」事が発覚し、怒ったストレンジから追い出されたピーターは大学関係者に大急ぎで掛け合う。 そんな時、突然現れたのは4本の凶暴なアームを背中に纏った謎の怪人。 彼は「スパイダーマン」が「ピーター・パーカー」であると知っていたものの、目の前の「ピーター・パーカー」を別人だと認識していた。 ストレンジは衝撃の事実を告げる。先の魔術の暴走によって次元に歪みが生じ、その隙間から「スパイダーマンの正体がピーター・パーカーである」という事実を知る別の世界のヴィラン達がマルチバースを通して侵入したというのだ。 やがてピーターは邂逅する。マルチバースにおいて「スパイダーマン」と戦い、敗北し、そして何人かは死ぬ運命にあるヴィラン達と。 彼らを元の世界に戻し、世界の均衡を保とうとするストレンジに、ピーターは反発する。 果たして、ピーター・パーカーは何を選び、何を戦いの果てに得て、何を失うのか。 彼を待ち受ける、途方もない「運命」とは何か。 全ての審判が下される時は、着々と訪れていた……。 登場人物 ピーターを取り巻く人々 ピーター・パーカー/スパイダーマン 演:トム・ホランド/吹き替え:榎木淳弥 主人公。ご存じ親愛なる隣人にして少年スパイダーボーイ。 本質的に優しい性格であるため、他人を見捨てる事が出来ず、それ故に付け込まれる事がある。 過去作では色々な大人に庇護され、可愛がられてきた彼も歴代トップクラスに過酷な試練が与えられることとなる。 ミステリオの作り上げた「真実」、そして自分の正体の暴露により世間の目に晒され、平和な日常を一切合切奪われてしまった。 そんな中でもMJやネッドとの時間は大切にし、共有してきた「秘密」が明るみに出た事に少しほっとしたりもした。 自分だけでなくメイおばさんやMJ、ネッドにも被害が及ぶ事に傷つき、それを阻止するためにも、精神面の幼さ故に早まった行動(大学に交渉せずストレンジに頼んで大事に発展させる)を取ってしまう。 結果、マルチバースからのヴィラン達の侵入を許してしまい、その後始末に奔走するも、彼らに待ち受ける悲惨な運命を知った事や、メイおばさんの正義感溢れる言葉から彼らを見捨てられず、助ける事を選ぶ。 しかし…… スターク・インダストリーズの技術や自分の頭脳を駆使して彼らを元の善人に戻そうとしたものの、グリーン・ゴブリンの裏切りに賛同したエレクトロがオクタビアスを襲撃してしまう。結果、ダメージを負ったオクタビアスは一時撤退。一方、エレクトロはアーク・リアクターを奪ってパワーアップし、その力で世界を支配する為に逃亡。更に、最初からピーターを信用せず、元の世界に帰りたかったリザードも騒動に紛れて逃亡し、予想外の出来事が起こる状況に不信感を感じていたサンドマンも危険を感じて逃亡してしまう。騒動の発端となったゴブリンはスパイダーマンを瀕死寸前まで追い詰めた後、世界征服を実行する為に逃亡し、挙げ句の果てにはピーターの目の前でメイおばさんの命を奪ってしまった。 孤独と怒り、そして悲しみと恐怖で絶望したピーターの前に待ち受ける運命とは……? ミシェル・ジョーンズ“MJ”・ワトソン 演:ゼンデイヤ/吹き替え:真壁かずみ ピーターの同級生で恋人。旅行で彼からもらったペンダントを大事にしている。 誰よりもピーターに絶大な信頼を寄せており、彼の心の支えとなっている。 ピーターと一緒に世間の悪評に晒されながらも、気丈に振る舞ってレッテルを跳ね除けていた。 ストレンジ相手にも物怖じせず意見を言えるなど、気骨ある少女。 ネッド・リーズ 演:ジェイコブ・バタロン/吹き替え:吉田ウーロン太 ピーターの同級生で親友の「椅子の人」。 ピーターの親友という理由だけでやはり世間からバッシングを受けるも、一切気にせずピーターのそばにい続け、スパイダーマンとしての彼もサポートする。 実家が魔術師の家系だと自称するも、ストレンジからは相手にされなかった。 だが、思わぬ才能を発揮し……? ある意味では本作最大のMVP。 メイ・パーカー 演:マリサ・トメイ/吹き替え:安藤麻吹 ピーターの叔母で、育ての母親。 殺人容疑のかかったピーターの保護者として非難されるが、それを鼻で笑う胆力のある人物。 「指パッチン」によるホームレスを助ける活動を継続しており、人の助けになる事をモットーとする慈愛の心を持つ。 スパイダーマンを訪ねていたノーマン・オズボーンを保護し、彼と意気投合する。 そして…… ヴィランズの治療を手伝うが、彼らの逃亡により狙われてしまう。 そして、ピーターの「お人好し」の元凶だとグリーン・ゴブリンに付け込まれ、彼の目の前でグライダーに刺され、パンプキンボムを目の前で爆破されて致命傷を負う。 最初は平気そうにしていたが、自分の選択を後悔したピーターに「あなたには力がある。そして大いなる力には大いなる責任が伴う」と説き、彼を勇気づけ、……そして倒れた。 そのままピーターに話しかけながらゆっくり息を引き取った。 原作や過去の映画シリーズでお馴染みのベンおじさんの名台詞を残し、まさかのMCUピーターにおける「ベンおじさん」の役割を担う事になってしまった。 彼女の死はピーターに深い傷を残す事になる。 ハロルド“ハッピー”・ホーガン 演:ジョン・ファヴロー/吹き替え:大西健晴 スターク・インダストリーズの警備責任者。トニー・スタークを通してピーターとは腐れ縁。 メイおばさんとは交際していたと思われていたが、それは当人だけだったようで、彼女にとっては「夏の火遊び」だったようだが、今も彼女に未練タラタラである。 スターク社のドローンがミステリオに利用されたことで自身も世間のバッシングを受けてしまうも、所有していたマンションの一室をパーカー家に提供するなどサポートしていた。 フラッシュ・トンプソン 演:トニー・レヴォロリ/吹き替え:畠中祐 かつてピーターをいじめていたお坊ちゃん。 本作では金髪になっており、アメコミ版に近い外見になっている。 ピーターが憧れのスパイダーマンと発覚するや否や手のひらを反して「彼の親友」と豪語している。 「フラッシュポイント」なる自伝本を出版するなど、やっぱりどこか抜けている。 ピーター達3人がMIT(マサチューセッツ工科大学)に落ちた中、自身は合格して気まずくなるも、ピーターに「親友」と言ってもらう事を条件に副学長補佐官の居場所を教えた。 ベティ・ブラント 演:アンガーリー・ライス/吹き替え:水瀬いのり ミッドタウン高校の報道部員。 あくまでピーターの味方として彼を応援する密着番組をレポートする。 ロジャー・ハリントン 演:マーティン・スター/吹き替え:長野伸二 ジュリアス・デル 演:J・B・スムーヴ/吹き替え:山野井仁 学力クラブでピーターを担当していた教師2人。 スパイダーマンとしての彼の功績を讃えており、記念の展示物を作り上げた。 アンドレ・ウィルソン 演:ハンニバル・ビューレス/吹き替え:高桑満 ミッドタウン高校の体育教師。 上記の2人とは違って完全にミステリオ信者となっており、教え子であるピーターを公然と「人殺し」と非難した(*2)。 補佐官 演:ポーラ・ニューサム/吹き替え:百々麻子 ピーター達の第一志望校であるMITの副学長補佐官。 当初はMJとネッドの入学を認めるよう直談判しに来たピーターを冷たくあしらっていたが、 ドック・オクの襲撃から身を挺して守ってくれたピーターに心を打たれ、3人の入学を許可するよう事務局に掛け合うと約束した。 アルバート・クリアリー 演:アリアン・モイェド/吹き替え:尾上松也 ダメージ・コントロール局の捜査官。 ピーターとその仲間、家族を犯罪者だと決めつけ、彼らに罪を認めるよう迫った。 ジェイ・ジョナ・ジェイムソン 演:J・K・シモンズ/吹き替え:立川三貴 デイリー・ビューグルのレポーター。 ミステリオを「至高のヒーロー」と褒め囃す一方でスパイダーマンを「社会の敵」と断言し、スパイダーマンに対する根も葉もないバッシングを公然と繰り返している。 彼が悪事を働く証拠がないかと常に部下に尾行させており、監視の目を怠らず、弱みがあるや否やすぐに大袈裟に報道する。 前作『ファー・フロム・ホーム』のラストでのJ・K・シモンズの登場は大きな話題となり、「ライミ版3部作の世界(『アメスパ』シリーズでも存在は示唆されていた)から転移してきたのではないか」という憶測も少なくなかったが、こちらのJJJはMCU世界の住人である。 スパイダーマンのバッシングに力を入れる傍ら、サプリメントの宣伝も欠かさないという一面を挿入する事で「どこか憎めないコメディリリーフ」としてのライミ版の面影を若干残しているものの、 インフルエンサーの影響の大きさや、陰謀論者の悪質さが再認識された現代を反映した本作ではマルチバースのヴィランズ以上に性質の悪い敵としての役割が強い。 一方で「スパイダーマンの存在があらゆるヴィランを引き寄せる」という騒動の核心を突いた発言もしており、この発言はピーターの最後の決断にも影響を与えている。 アンチスパイダーマンの市民達 その他大勢の“善良な”市民の一部。 「スパイダーマンがミステリオを殺した」という「真実」を鵜呑みにした者達は、その正体であるピーターに付き纏い、話題として消費し続け、面白半分に危害を加え、徹底的に追い詰めた。 ヴィランに襲われる姿を見て我慢できずにスパイダーマンに加勢したり、素顔を知っても秘密にすると誓ったライミ版『スパイダーマン』や、万全の協力体制を築いた『アメイジング・スパイダーマン』の両シリーズとは真逆の市民描写である。 その姿はとてもではないが「『親愛なる隣人』に対する態度とは思えない」と専らの評判。 主な描写としては 自分から「マスクを脱げ」と絡みに行ったくせに、拒絶したら「スパイダーマンが殴った」と大袈裟に言いふらす市民 スパイダーマンに緑のペンキをぶっかけたり、ピーターの家にレンガを投げつけるミステリオ信者 本人の許可なしにMJのTシャツを着て「子供いつ作るの?」とプライバシー0の質問を投げかける追っかけファン。 ピーターの前でいちいちミステリオ殺しの批判を小言で行ってくる陰謀論者。 ……等々。 とはいえ、ヒーローがスパイダーマン一人だけの過去作と違い、MCU世界はNY決戦やソコヴィア事件、ラゴスの戦いにマキシモフ事変といったヒーローによるコラテラル・ダメージが続発しており、普段からヒーローに対する不信感や不満が強くても無理はない世界観なのだ。 更には「指パッチン」による多くの生命の消失と復活により生活が激変して間もない頃である。精神的・経済的にも余裕がないのも請け合いなのかもしれない。 クエンティン・ベック/ミステリオ 演:ジェイク・ギレンホール/吹き替え:高橋広樹(前作『ファー・フロム・ホーム』からのアーカイブ出演) 前作においてピーターから奪ったトニーの発明で彼を苦しめ、そして命を落とした偽りのヒーロー。 しかし、死の間際に捏造した「真実」を世間に公表した事で、ピーターのその後の人生を何もかも台無しにした。 調査が進めばいずれ彼が「詐欺師」であるという「事実」は世間に知らされたと思われるが、それでも結局ピーターが大きな代償を払う事になるのは確実な為(*3)、事実上の勝ち逃げを果たしてしまっている。そして、エレメンタルズをでっち上げた彼の悪事が正真正銘本物のマルチバースからの敵を呼び寄せる遠因となるとは皮肉もいいところである。 ニック・フューリー タロス ベックがペテン師であるという事実を知っている者達。 ……だが、フューリーは既に地球外にいたため、ピーターの訴えすら聞いてもらえなかった。 ぶっちゃけ、タロスを通して説明すれば良かったのに何もしなかったため話が拗れた元凶と言える。 リズ・トゥームス ヴァルチャーことエイドリアン・トゥームスの娘であり、かつてピーターに想いを寄せられた元優等生。 劇中では本人は直接登場しないものの、ミッドタウン高校を去った後にモデルとなっていた事が判明し、ピープル誌の表紙を飾っていた。 敏腕弁護士 「良いニュースだピーター。証拠不十分で君は不起訴だ。」 マット・マードック 演:チャーリー・コックス/吹き替え:内田夕夜 NYの暗黒街・ヘルズ・キッチンに在住の弁護士。 盲目でありながら感覚が鋭く、背後から投げられたレンガを難なくキャッチ出来るという、弁護士としてのスキルの範疇に収まらない謎めいたスキルを持つ人物。 ピーターの弁護を担当し、彼の無罪を勝ち取った恩人だが、その後ピーターに「『世論』という名の「法廷」が待ち構えている」と警告した。 まさかのNetflix配信ドラマ『デアデビル』から登場。 同時期のドラマ『ホークアイ』にも宿敵ウィルソン・フィスク/キングピンが登場しており、マーベル・テレビジョン製作ドラマとの垣根が超えられた事となる。 本作公開前、ケヴィン・ファイギはネトフリドラマのキャラクターやキャストの今後について、「デアデビルが現在のMCUに登場するならコックスを起用する」と明言していたが、実際には密かに本作の撮影に参加していた。 また、本編からカットされたシーンでは法廷でピーターの弁護を行い、無実を証明する一連のシーンがあった事が判明している。 彼の客演により、ピーターの元へ正確に瓦礫を投げ込んだある種超人的な技量を持つ人物の正体はブルズアイ説がまことしやかに囁かれるとか 魔術師 ドクター・スティーヴン・ストレンジ 演:ベネディクト・カンバーバッチ/吹き替え:三上哲 最強クラスの力を持つ至高の魔術師(ソーサラー・スプリーム)。 世界を守るという使命感・責任を常に背負っているため、若干偏屈に捉えられがち。 プライベートでは同じアベンジャーズの一員としてピーターに親しみやすさを持っているものの、魔術に関しては気軽に無茶を言う彼に対し厳しく当たっている。 当初はピーターへの同情心から忘却の魔術を使う事を許可したものの、あれこれと注文をつけて魔術が暴走し、更には大学に交渉する事もせず短絡的に自分を頼ったと発覚した為、彼を激しく叱責(*4)。 そして結果、マルチバースのヴィランズが侵入し、彼らを元の世界に戻そうとしたが、彼らを助けようとするピーターと対立し、ミラー・ディメンションで激しい戦いを繰り広げる。 最終的には不覚を取られ、スリング・リング(*5)を没収されてディメンション内部に閉じ込められるも……。 浮遊マント ドクター・ストレンジの相棒のマント。 今作においても、日常生活から戦闘までストレンジのサポートをしている有能な存在。 更には思わぬ人物に使われる事に……? ウォン 演:ベネディクト・ウォン/吹き替え:田中美央 ストレンジの補佐を務める魔術師。 今作でストレンジがサノスの「指パッチン」で消滅中に至高の魔術師の代役を務めていた事が判明。サンクタムの手入れを怠っていたけど 忘却の魔術を使おうとするストレンジに警告するが、無理を押し通され黙認して立ち去った。結果大変な事態になってしまい……。 マルチバースから来訪したヴィラン ネタバレ ほとんどがスパイダーマンと戦って敗れる前の時間軸から跳ばされており、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でアベンジャーズのタイム泥棒作戦の影響で歴史から分岐したサノス軍やロキと同じような身の上となっている。 前述の通り、彼らを演じる俳優及び吹き替え声優は以前の作品群から続投しており、当時の作品に合わせてCGで若返らせている。 ノーマン・オズボーン/グリーン・ゴブリン(From Earth-96283) 「ピーター、いいかよく聞け?人助けってのはかえって仇になるもんだ。後で俺に感謝するぞ・・・」 演:ウィレム・デフォー/吹き替え:山路和弘 宙を飛ぶグライダーに乗り、パンプキンボムなど様々な武器を操る緑の悪魔。スパイダーマンにとって最大の宿敵。 『スパイダーマン』からの登場で、彼の時系列は『スパイダーマン』でピーターの正体がスパイダーマンだと知ってから、死亡するまでの間。 格闘戦でも非常に強く、スパイダーマンを圧倒するほど(*6)。 元々は軍事企業オズコープ社の社長で、息子のハリーや彼の親友であるピーターを大切に思う心優しい科学者だったが、軍から圧力を受けた事で焦ってしまい、まだ人体投与出来る段階では無い危険な「身体能力増強薬」を、恐怖を感じつつも自らに服用してしまう。 その結果、身体は強化されたものの副作用で誕生してしまった凶悪な別人格に意識を完全に支配され、グリーン・ゴブリンとなり悪事を働くようになってしまった。(ちなみにノーマンはゴブリンに支配されている間の記憶は無い。) 「ノーマン」としての人格は薬を服用する前と変わらず、善良で怯えきっているが、「ゴブリン」は非常に狡猾にして悪辣。相手の弱点に付け込む手段を平然と取り、スパイダーマンと戦う際には卑劣な手段を次々と繰り出す。 最期はノーマンの人格に戻ったフリをして、スパイダーマンを油断させ、背後からグライダーで騙し討ちにしようとしたが、スパイダーマンが避けたため自分がグライダーに刺さって死亡するはずだった。 現世界のスパイダーマンのアースに来てからはノーマンの人格に戻っており、家も会社も息子もいない世界で途方に暮れてスパイダーマンのいると思われるメイおばさんの支援所に助けを求めてピーターと合流する。 なお、MJを紹介された際に自身の世界の「メリー・ジェーン」と間違える場面が挿入されている。 自分を含めたヴィランズを元に戻すための研究に協力を志願し、持ち前の頭脳を発揮してピーターに親しみを覚える。 しかし…… 「邪悪な分身は消えるだと?この俺がそんな事みすみす許すとでも?」 実はどこかの時点で人格がゴブリンに変わってしまっていた。 ゴブリンを消して元に戻りたいノーマンとは対照的に、ゴブリンの方は消える気など毛頭ないどころか自分達の力を「神」と称し、他のヴィランズを煽って反逆させ、世界を征服しようとする。 パンプキンボムの威力も相変わらずで、新たなキルスコアを計上した。 ピーターに底なしの悪意をぶつけた彼は、肉弾戦でピーターを追い詰めて組み伏せ、絞め殺す寸前にまで至る。その隙を突かれてメイおばさんに未完成の解毒剤を打ち込まれてもその狂暴さは衰える気配も無し。 逆にピーターの「お人好し」の原点であるメイおばさんに致命傷を負わせて絶命させた事で、さらなる絶望へと叩き込む。 そして他のヴィランズが無力化され、本来の善良な人間に戻った後、ピーター・パーカーの最後にして最悪の脅威として再び現れ、マキナ・ド・カダヴァスを爆破して魔術を暴走させた上、更に攻撃の余波でMJが転落してしまうも、彼女は間一髪で救出された。 メイおばさんを嘲笑う形でピーターを挑発して暴走させる。 ピーターの殺意や怒りによって湧き上がる力、更にはメイおばさんに打ち込まれた解毒剤で体調に異変を来したか、先刻の戦いとは一転。糸を駆使するピーターの巧みな体術に翻弄され、肉弾戦の末に追い詰められたのだが…… 本作のヴィランズの中でもトップレベルに悪辣な活躍を見せるその姿は、まさしく「映画版スパイダーマンの『最初』にして『最後』でもある『最悪』の敵」に相応しい暴れっぷりと言えよう。 御年66歳にもかかわらず、全く老いを感じさせないウィレム・デフォーの怪演は圧巻。 デフォーは今作への出演にあたって「自分にアクションシーンをさせて、カメオ出演にしない事」を条件にオファーを引き受けた。 グリーン・ゴブリンを「『スパイダーマン』最大のヴィラン」として再認識させる演技は必見である。 オットー・オクタビアス/ドクター・オクトパス(From Earth-96283) 「やぁ、ピーター。私の装置に何をした?」 演:アルフレッド・モリーナ/吹き替え:銀河万丈 背中に圧倒的な怪力を有した4本の人造アームを装備した哀しきマッドサイエンティスト。スパイダーマンにとって永遠の敵。 『スパイダーマン2』からの登場で、彼の時系列は『スパイダーマン2』のラストで死亡する直前。(正確にはスパイダーマンの喉をアームで掴んでいた時。) 元々は心優しく、愛妻家な一面を持つ温厚な性格で、知性についても「授かり物」と称し、人類の為に使うべきだと考えていた科学者だったが、実験の際の事故が原因で自身の背中に装備していた人工知能を搭載するアームの制御チップが破損し、愛していた妻を失った挙句、覚醒して凶悪化したアームの人工知能に思考を乗っ取られてしまう。文字通り、「操り人形」と化してしまったオクタビアスは、最早別人といっても過言ではない程凶暴なドクター・オクトパスとなってしまう。 NYの街を犠牲にしてまで人工太陽の生成装置を完成させようとしていたが、スパイダーマンに説得された事でアームの支配から一時的に解放される。最期は罪を償う為に装置と共に川に沈んで死亡するはずだった。 ピーターが初めて会敵したマルチバースのヴィランであり、スパイダーマン状態のピーターを自身の世界の「ピーター」と思って攻撃したが、マスクを剥がした際に別人だと気づき、攻撃を止めた。 戦いの当初はアームの圧倒的パワーによってピーターを圧倒し、アイアン・スパイダーのナノマシンをアームに吸収させてパワーアップを試みたものの、それが裏目に出た。 ナノマシンの制御権はスーツの持ち主であるピーター側にあったため、逆にアームの制御権を彼に奪われて身動きが取れなくなってしまう。 元が律儀かつ善良な科学者だからか、アームの制御権を奪われた本作では比較的ピーターに協力的な姿勢を見せており、彼に悪態を吐きつつも元の世界の知識や出来事などを説明したりと大人しく従ってくれている。 ピーター・MJ・ネッドの3人に本名を笑われたり(*7)、周囲に振り回されて愚痴をこぼすなどコミカルかつ苦労人な描写も多い。 別人で姿が変わっているとはいえ、自身の世界の友人のコナーズの名前がエレクトロの口から出てきても特に何も反応しなかった。 その後 最初にピーターが新造した制御チップによってアームの精神浸食から完全に解放され、正気を取り戻した。 直後のヴィランズ脱走の際にはエレクトロの電撃を受け、最終決戦に遅れて到着すると彼に手を貸したため再び制御チップが壊れたと思われた…… が、実際は壊れておらず、エレクトロの油断を誘ってアーク・リアクターを奪取、無力化に貢献した。 そして、無限の力を秘めるアーク・リアクターを見やって感慨にふけっていると……? 17年振りにドック・オクを再演するアルフレッド・モリーナは御年68歳。 「老いた身体でアクションをやるのはキツい」と思い、最初はオファーを断ろうとしたが、よくよく考えたら「アクションをしていたのは自分じゃなくてアームの方だった」と気付き、更に「CGで若作りも出来る」と聞いて「じゃあ出るか(意訳)」と快く承諾したんだとか。 予告編が公開された段階で顔出し登場が明らかにされており、ゴブリン役のデフォーやエレクトロ役のフォックスと共に積極的にプロモーションにも参加していた。 フリント・マルコ/サンドマン(From Earth-96283) 「ピーター、俺だ!フリント・マルコ。覚えてるか?」 演:トーマス・ヘイデン・チャーチ/吹き替え:石田圭祐 身体が砂で出来ており、周囲の砂を吸って自在に形を変える事が出来る男。スパイダーマンにとって因縁の敵。 『スパイダーマン3』からの登場で、彼の時系列は『スパイダーマン3』のその後。 元々は愛する娘の医療費を手に入れる為に強盗に加担してしまった脱獄囚で、分子分解装置に迷い込んで肉体が砂と化してしまった結果、サンドマンとなってしまう。 かつて、ピーターの祖父であるベンおじさんから車を奪おうとした際に、「拳銃を捨てて家に帰りなさい。」と言われた事で改心しようとしたが、背後から金を奪って逃げてきたもう一人の強盗に背中を押され、持っていた拳銃が暴発。それによりベンおじさんを誤って殺害してしまった事でピーターとは因縁があったものの、話し合って互いに分かり合えた事でピーターに悪い感情は抱いておらず、そのまま彼の前から砂となって何処かへと消えるはずだった。 その為、当初は現世界のスパイダーマンにも同じスパイダーマンだからと協力してくれていたが、家族以外は心から信用しない極度の人間不信な為、自分の世界のスパイダーマンとは異なり、妙な魔術を使う彼を完全には信じておらず、物語中盤のある出来事をきっかけに、再び不信感を抱いて対立してしまう事に・・・ その後 「娘へ会うために早く元の世界に帰りたい」にも関わらず、治療を理由に送還を先延ばしにするピーターに渋々付き合う中、ゴブリン、リザード、エレクトロが反逆して暴走を始めた事で、これ以上MCUの世界に残っていても自分にはメリットが無く、危険だと判断し、逃亡。 決戦ではスパイダーマンから魔具を奪い元の世界に帰るため、リザードやエレクトロと呉越同舟の関係となる。 元の姿での出演は『スパイダーマン3』当時の映像を流用したライブラリ出演であり、劇中ではほとんどCGで描かれ、チャーチ本人による新規の音声がアテレコで追加された。 カート・コナーズ/リザード(From Earth-120703) 「待て!元気か、ピーター?」 演:リス・エヴァンス/吹き替え:内田直哉 怪力と敏捷性、切断部の再生能力を有するトカゲ人間となった男。スパイダーマンにとって悲劇の敵。 『アメイジング・スパイダーマン』からの登場で、彼の時系列は同作でピーターがスパイダーマンだと知ってから、ラストで改心する前。 元々は異種間遺伝子交配の研究をしながら自身の失った片腕を取り戻し、そして全ての人が平等な弱者のいない世界を目指していた優秀で善良な科学者だった。 そんな中、彼はかつて研究者仲間だったリチャードの息子であるピーターと共に爬虫類の再生能力を転用した薬を開発する。人体実験はまだ早いと考えていた彼だったが、上司のラーサ博士から研究の催促を迫られた事を理由に100%安全とは言い難い薬を自らに投与してしまう。その結果、彼は凶暴なトカゲ人間のリザードとなってしまった。 更に薬の影響で精神的にも歪んでしまい、「トカゲの生体は人間よりも遥かに優れている」という偏った考えを持ち始めていく。 そして、NY市民をトカゲ化させるバイオテロを実行しようとしたが、スパイダーマンがワクチンにすり替えた事で計画は失敗。 自身は元の姿と性格に戻り改心した後、騒動を起こした罪で逮捕されるはずだった。また、唯一正史においても元の姿に戻ったヴィランでもある。 ストレンジと下水道で激闘を繰り広げた後に捕らえられ、以後はすっかりやさぐれてピーターに嫌味を吐き続け、彼を一切信用していなかった。 ピーターの治療を受ける為にトラックの荷台で嫌々ながら待機させられていたが、ゴブリンとエレクトロがピーターの治療を拒否して反逆、そしてエレクトロに撃破されて一時撤退したオクタビアスと、この場にいるのは危険だと判断して逃亡したサンドマンに紛れて自身もトラックを破壊。 その後、ゴブリンと共にスパイダーマンを襲い逃亡。終盤では元の世界に帰る為、サンドマンやエレクトロと呉越同舟の関係となって、スパイダーマンと最終決戦を繰り広げる。 また、何気に本作で同じ世界からやって来たエレクトロとは以前から面識があった事が明らかに。 扱いについて 他人を卑下する考えを持っているからか、他のヴィランズと異なり、一線を引いて傍観している様な場面が多い。その為、4人のヴィランズがピーターの部屋に行った際にも部屋に行くのを拒否してトラックの荷台で待機するなど、出番はやや少なめ。(しかしながら、初登場のシーンでは叫びながら壁を叩いて登場したり、MJとネッドに突然襲い掛かったりと少ない出番の中で強い印象を残していた。) 後述の通り、本作のリザードを演じたリス・エヴァンスはライブラリ出演のため、映像が少なかったと思われる。 元の姿での出演は『アメイジング・スパイダーマン』当時の映像を流用したライブラリ出演であり、劇中での表現と音声の扱いはサンドマンと同じ。 ちなみに演じたエヴァンスは公開直前のインタビューにて、出演しているのか問われた際に「クリスマスプレゼントみたいに開ける時まで何が入っているのか分からないのがいいよね。」と本作に出演する事を匂わせていた。 マックス・ディロン/エレクトロ(From Earth-120703) 「よぉ、ピーター。新しい"俺"はどうだ?」 演:ジェイミー・フォックス/吹き替え:中村獅童 オズコープ社で働く優秀な電気技師だったが、過剰な電気が肉体に流れ込んだ影響で肉体が異様に変質してしまった男。スパイダーマンにとって最強の敵。 『アメイジング・スパイダーマン2』からの登場で、彼の時系列は『アメイジング・スパイダーマン2』のラストで死亡する直前。 最強の敵の異名は伊達ではなく、その実力はスパイダーマンのヴィランの中でもトップクラス(実際、彼の出典である『アメイジング・スパイダーマン2』ではスパイダーマンを瀕死になるまで追いつめており、グウェンの手助けが無ければ本当に負けていた可能性が高い)。 元々は心優しく真面目な青年だったにもかかわらず、冴えない風貌と気弱な性格が災いして、周囲から酷過ぎる扱いを受ける日々を送っていた。そんな弱い自分に嫌気が差していたが、スパイダーマンに命を救われた際に「君が必要だ」と言われた事で、彼は精神的にも救われ、スパイダーマンの大ファンとなる。 また、ピーター曰く、「マックス・ディロンは本当、最高に優しい人だった。」との事。(グウェンからも「アナタ紳士ね。」と言われていた。) そんな中、自身の誕生日に上司からたった一人残業を命じられてしまう。その際に電気ウナギの入った水槽に落下して、全身をウナギに噛まれた事で電気人間のエレクトロとなってしまう。 当初は自身の変化に戸惑って助けを求め、駆けつけたスパイダーマンもそれに応えようとするが、無能な警察官がスパイダーマンの制止を無視してエレクトロに銃を発泡し、それを見ていた周囲の無知な野次馬は、エレクトロに罵詈雑言を浴びせてしまう。 それにより、スパイダーマンに「ヒーローとしての売名行為」に利用されたと誤解し、不信感を抱いたエレクトロは承認欲求を拗らせて暴走。自分の力を駆使し、世界の支配を目論むようになってしまう。 最期は発電所の電気を使ってスパイダーマンを圧倒したが、その際に大量の電気が体内に流れ込んでしまった事で、過充電により爆死するはずだった。 現世界に来た時は元同様の青い肉体をしていたが、スパイダーマンに電源を落とされた事を機に元以上に精悍な肉体を手に入れた。その影響かどうかは不明だが、以前は微塵も見せなかった様な笑みを浮かべたりと、性格も微妙に変わっている。 また、前述の通り同じ世界からやって来たリザードとは以前から面識があった事が本作で明らかになった。何だかんだドクター・オクトパス同様、最初はピーターの治療を大人しく受けていたが、ゴブリンに唆された事で反逆を始める。 力に呑まれ、支配欲に満ちているのは相変わらずで、現世界の技術に酔いしれ、それらを駆使してパワーアップせんと目論む(*8)。 前述のように『アメイジング・スパイダーマン2』では全身が青色だったが、今作では黄色に近い白色の電流を纏っており、エネルギー放出時にアメコミ版のマスクのような電流が走る描写がある。 また、今作ではスパイダーマンがクイーンズ出身である事から、ずっと正体が黒人だと思っていた事が明らかになった(*9)。 案の定 体内の電気を吸い出される事を拒否し、世界を支配する為に治療装置開発に使われていたアーク・リアクターを奪ってパワーアップ。 後にあちこちから装備を集めた事で更なる強化を果たしてスパイダーマンの前に立ち塞がる。 久々にエレクトロを演じることになったジェイミー・フォックスだが、本作への出演にあたって「前みたいな青いハゲじゃないのなら」と条件を出し、出演を引き受けた。 用語集 アップグレード・スーツ 前作においてピーターの手によって造られた新型スーツ。 愛用していたものの、心無い市民によりペンキをぶつけられ、台無しにされてしまう。 その後はメイおばさんによって洗濯された。 アイアン・スパイダー・スーツ 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』以来使っていたナノテクスーツ。 アップグレードスーツが汚れてしまったためか、大学関係者との掛け合いに携行していたところをドック・オクに襲撃される。 その際に破壊されてドック・オクのアームにナノマシンを奪われた事が逆転の鍵となった。 ドック・オクからすると、背中から4本脚が生えるこのスーツには思うところがあった様子。 かつて使用していたハイテク・スーツ同様に補助用AI(吹き替え:藤森慎吾)が搭載されている。 ブラック&ゴールドスーツ エレクトロ捕獲作戦で用いたスーツ。 ストレンジの魔術によってウェブ・シューターが強化されており、命中させた目標をサンクタム地下に転送出来る魔法のウェブを発射出来るようになっている。 ネタバレ 実際はペンキ塗れになったアップグレード・スーツを裏表反対に着ただけのもの。よく見ると裏地の配線がむき出しになっている。 裏返しただけとはいえ魔術による一時的な強化も受けていたため、事前宣伝の新スーツであるかのような表現も間違ってはいないが…… インテグレーテッド・スーツ アップグレード・スーツが改良され、新デザインとなったバージョン。 ネタバレ 正気に戻ったオクタヴィアスによりアームのナノマシンを返され、ナノマシンによってデザインが変化した。 最後のスーツ ニューレッド ブルースーツ 事件が終わった後、ピーター自身が家庭用ミシンで縫製したスーツ。 市販の素材で作られているため、ハイテク・スーツ以降の特殊機能は一切持たないと思われる。 カラーリングが鮮やかになり、デザインも従来のスパイダーマンに近くなっている。 カフカルの魔法陣 「忘却」の魔術。 ストレンジも普通に使っている基本的な魔術のようだが、大規模に使った場合、時間と空間の境界を揺るがす事態となるようだ。 マキナ・ド・カダヴァス 中断した魔術を封じ込める魔具。 固定し、スイッチを押すと、魔術が逆転して「なかった事」になる。 ダメージ・コントロール局 ヒーローのコラテラル・ダメージを管理し、取り締まる連邦捜査局。 ……なのだが、本作ではスパイダーマンを犯罪者として追い詰めており、完全にヒーローの敵となっている。 トニーが設立した組織だが、彼が指導したピーターを追い詰める事態になるとは何たる数奇な運命なのだろうか。 デイリー・ビューグル 過激な報道で話題となっていたネットニュース社。 当初はジェイムソンが単独でやっていた小規模スタジオに過ぎなかったが、スパイダーマン叩きの報道で名声を得てからはスタジオの規模が大きくなっていた。 ついでに胡散臭いサプリメントの宣伝もしている。 自由の女神像 ニューヨークのシンボル。 アベンジャーズの功績を讃えて、キャプテン・アメリカの盾を松明と一緒に持つ改装工事が行われているが、反対の意見も出ている。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- この先、超重要なネタバレがあります。閲覧には十分ご注意ください。 想像しろ。超えてやる。 最重要ネタバレ事項 ▽タグ一覧 #スパイダーマン愛してる Earth_199999 MARVEL MCU NWH SPIDER-MAN お祭り映画 まさかのサプライズ もう元には戻れない アメコミ アルフレッド・モリーナ アンドリュー・ガーフィールド ウィレム・デフォー エレクトロ オールスター クロスオーバー グリーン・ゴブリン サンドマン ジェイミー・フォックス ジョン・ワッツ スパイダーバース スパイダーマン スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム セカンドチャンス ゼンデイヤ ソニー・ピクチャーズ デアデビル トビー・マグワイア トム・ホランド トーマス・ヘイデン・チャーチ ドクター・オクトパス ドクター・ストレンジ ニューヨーク ネタバレ項目 ノー・ウェイ・ホーム ビターエンド ファンサービスの嵐 ベネディクト・カンバーバッチ マルチバース マーベル・シネマティック・ユニバース メリーバッドエンド リザード リス・エヴァンス ワン・モア・デイ ヴェノム 三上哲 中村獅童 傑作 全員集合 名作 多元宇宙 大いなる力には、大いなる責任が伴う 孤独 少年期の終わり 尾上松也 帰る家のない男、スパイダーマッ! 救済 映画 最大の敵はJJJ 最悪のヴィランはグリーン・ゴブリン 榎木淳弥 洋画 涙腺崩壊 独り立ち 総決算 自由の女神 藤森慎吾 蜘蛛男 集大成 鬱展開 鬱展開→胸熱展開 グリーン・ゴブリンの手によりメイおばさんを殺され、ジェイムソンはこの事態すらダシに使い、ヴィランの襲来による悲劇の責任をピーターに押し付ける形でバッシングを強める始末。 哀しみに暮れるピーターは行方を眩ました。 音信不通になったピーターを心配するMJとネッドは、何とかしてピーターを見つけ出して励ましてやりたいと考えるも、居場所が分からない。 しかし、なんとネッドが預かっていたストレンジのスリング・リングで不完全ながらゲートウェイを展開出来る才能を持つ事が明らかになる。 「ピーター・パーカーに会いたい」 「スパイダーマンを支える椅子の男」ではなく「ただのピーター・パーカーを大切に想う親友」として、そう念じながらゲートを展開させたネッドは、とある路地裏で歩くスパイダーマンの姿を捉え、こっちに来るようにMJと共に呼びかける。 ……が、ここでMJとネッドと観客はある違和感に気付く。 おばさんが殺された直後なのにスパイダーマンはこちらへ手を振り、妙にノリと足取りが軽い。 そして何だかいつもより身長が大きく、ガタイが良くて、目の大きさがパッチリしているし、良く見るとスーツのデザインも違う。 そもそも、直前のカットでは広々とした屋外で素顔を晒していたはずなのに、なぜマスクを被って路地裏を歩いている? 二人は、自分達が知っているピーターを見つける為にもう一度ゲートを展開させる。すると今度は、牧師みたいな私服を着た一般人が姿を現す。 本当に目の前に居る彼らはピーター・パーカーなのか? そしてゲートを潜り、MJとネッドの前に現れたのは─── 「スパイダーマンだよ...僕の世界ではね。」 「宣伝して歩く真似はしないよ。スーパーヒーローは謎の存在って設定が崩れるだろ?」 登場人物(ネタバレあり) スパイダーマンズ ピーター・パーカー/スパイダーマン(From Earth-120703) 演:アンドリュー・ガーフィールド/吹き替え:前野智昭 ご存知、『アメイジング・スパイダーマン』シリーズの主人公。 コナーズ博士、マックスの世界のスパイダーマンで、背が高く精悍な体に明るくお喋りな性格の「ピーター3」。 彼の時系列は『アメイジング・スパイダーマン2』のその後である。 科学オタク気味で、科学の話になるとすぐ早口になる。ウェブシューターはピーター1同様自分の手作り。 闇堕ちしてグリーン・ゴブリンとなってしまった親友のハリー・オズボーンと激闘を繰り広げている最中、恋人のグウェン・ステイシーを自分の不注意で死なせてしまい、深い悲しみに落ちてしまった。 一度は彼女の死を乗り越え、ニューヨーク市民を守るためのヒーローとして再起していたはずだったのだが、悲しみを払うことは出来ずに「気付けば殴っていた」と漏らし、 負の感情のままに拳を振るい続ける、「冷酷」で「情け容赦のない」ヒーローとなっていたようだ(*10)。 その過ちを現在では深く後悔しており、ピーター1とMJの関係を自分の事のように嬉しく思っている模様。その後はピーター1とピーター2と共にヴィラン達を元に戻す解毒剤やデバイスの製作に協力し、以前の戦いで治すのに成功したリザードの解毒剤を再び作り上げた。 ずっと兄弟が欲しかったらしく、別の世界の自分達と会えた時は兄弟が出来たと思って最高の気分になっていた。 上記のセリフからも分かる通り、一人で戦ってきた彼はアベンジャーズの事など知る由もなく、ピーター1に対して「バンドか!?」と聞き返していた。 また、自分に憧れていたマックスを救えなかった事も後悔し続けており、彼と分かり合う事を望んでいたが、一方で元の世界では和解済みだったコナーズ博士との絡みは少なかった。 ピーター1からの「今まで戦ってきた中で一番ヤバかった敵は?」の問いにはライノ(*11)を挙げているため、あの後結構苦戦した模様。 そうなると逆説的にハリーや帽子の男は大して苦戦させられずに倒された可能性があるという事になるが…… しかし他の2人が異星人を挙げたため、エイリアンと戦った事がないとふてくされてしまう。ピーター2と観客「You're amazing!(君はアメイジングだよ!)」 なお、彼が二人のスパイダーマンに話した「I love you guys!(君達大好きだ!)」はガーフィールドのアドリブ。 グリーン・ゴブリンの急襲の余波でMJが自由の女神から落下した事に気付くと咄嗟に動き出し、かつてのグウェンの時と同様に、救出のために飛び降りる。 「今度こそ」助けたシーンに、彼と共に多くの観客が涙したという。 ピーター・パーカー/スパイダーマン(From Earth-96283) 演:トビー・マグワイア/吹き替え:猪野学 ご存知、サム・ライミ版『スパイダーマン』3部作の主人公。 ノーマン、オクタビアス博士、フリントの世界のスパイダーマンで、ぱっと見普通の一般人で温厚な性格の「ピーター2」。 彼の時系列は『スパイダーマン3』のその後である。 3人の中でもスパイダーマン歴が長いようで、腰を始めとして大分と体にガタがきている模様(*12)(*13)。 ピーター3が現れた後、今度こそ「自分達の知るピーター(ピーター1)」の下にゲートを開こうとしたネッドによって呼び込まれる。 服装は私服を着用していたが、昔と同様その下にしっかりスーツを着込んでいる。 父親代わりのベンおじさんを殺され、犯人を追い詰めた末に彼が自滅するきっかけを作ってしまった経験が今でも後悔として残っており、その後も救えなかったヴィランズや親友ハリー・オズボーンの復讐と死、恋人MJ(メリー・ジェーン)との複雑な関係など、波乱万丈な人生を送ってきた。 そうした経験あってか、ベンおじさんの遺した「大いなる力には大いなる責任が伴う」の言葉の重みを特に感じており、不信感を抱いて暴走したフリントを命懸けで止めようとしたりとヴィランズを救う事には人一倍乗り気を見せている。 その中でも、ハリーが自身に対して憎しみを抱き、ニュー・ゴブリンとなって死亡するきっかけとなってしまったノーマンの死は今でも非常に心残りで、今回は何としても彼を救うために以前からずっと考えてきたグリーン・ゴブリンのみを殺す解毒剤を製作した。 なお、気になるMJとのその後は「色々あったけど良い関係を見つけられた」と話しているので、あの後も無事に交際を続けている様子。 ちなみに唯一ウェブシューターと蜘蛛糸液を用いずにスパイダーウェブの射出と生成が出来るため、他2人のシューター談義についていけていなかったが、シューターが必要ないと知った2人からは驚愕と尊敬の眼差しを受ける事になった。 「今まで戦った中で一番ヤバかった敵は?」の問いにはヴェノム(というよりもシンビオートか?)を挙げている。 こちらも一人で戦い続けてきており、アベンジャーズの一員として戦ったと語るピーター1に対して「That's great! What's that?(“アベンジャーズ”!?凄いな!……それはなんだ?)」と聞き返している。 終盤にマスクを脱いでオクタビアス博士と会話するシーンで「How are you?(元気か?)」と聞かれて返した「Trying to do better.(努力してます)」は『スパイダーマン2』で初めて彼と会った時のセリフであり、 長い年月を経ても変わらぬ畏敬の念を示す姿は当時のファンを深い感慨で包んだ(*14)(*15)。 ピーター・パーカー/スパイダーマン(From Earth-199999) 演:トム・ホランド/吹き替え:榎木淳弥 グリーン・ゴブリンにメイおばさんを殺され、失意のどん底に落ちていた「ピーター1」。 「ヴィランズを治療し、悲惨な運命から救いたい」という己の願いがメイおばさんというかけがえのない人を失う原因になってしまったと打ちひしがれ、全てを諦めてヴィランズとスパイダーマン達を元の世界に戻そうとしたが、 別世界からやって来たスパイダーマン2人の境遇を知り、彼らもまた大切な人を失い傷つき、そして出来る事ならヴィランズを救いたいという思いが同じだと知る。 そして、メイおばさんの遺した「大いなる責任」を果たすため、改めて2人のピーターと協力してヴィランズを元に戻そうと決意。 高校の実験室を拝借してヴィランズの治療用に開発していた薬やメカ群を5人がかりで修理すると、テレビ通話でデイリー・ビューグルのニュースを介してヴィランズを挑発し、工事中の自由の女神像におびき出すと、砂嵐と稲光とトカゲ男が荒れ狂う中を率先して駆け出していく。 他の2人はチーム戦を経験していない事から、若年ながらリーダーとして彼らを率いる事に。 ゴブリンと対峙した際には「八つ裂きにしてやりたい」と言うほどの強い復讐心を認め、それでもノーマンを救おうと必死で憎悪を抑え込んでいたが、メイおばさんの死を嘲笑うゴブリンの挑発に激怒して再び暴走してしまう。 激しい肉弾戦の末にゴブリンを追い詰め、遂には自らの手で止めを刺そうとしたのだが……? そんな彼の前に立ちはだかるのはヴィランズだけではなかった。 ゴブリンの急襲でマキナ・ド・カダヴァスが破壊され、封じられていた魔術が解き放たれてしまい、ストレンジですら抑え込めないほどに暴走してしまう。 ニューヨークはおろか、マルチバースそのものが崩壊を始める中、彼は後には戻れない(ノー・ウェイ・ホーム)選択を下す……。 ちなみに前述のニューレッド ブルースーツであるが、公開された本作の脚本によればやはりと言うべきか、ライミバース及びウェブバースの2人のスパイダーマンたちのスーツを意識してピーターが作ったものであるようだ。 概要(ネタバレあり) 本作の製作時には、「トビー・マグワイアやアンドリュー・ガーフィールドといった歴代スパイダーマンは登場するのか」という噂が飛び交った。 しかし、その度にケヴィン・ファイギやトム・ホランドは「出ない」と否定し、マグワイアはノーコメント、ガーフィールドも「出た事はない」と否定し続けた。 ……それは本作最大にして万全のサプライズを期すために、公式サイドが仕掛けたフェイクだった。遂に本作でマグワイアとガーフィールドの歴代スパイダーマンが「本人」として登場を果たしたのである。 2人の登場は事前宣伝では徹底的に隠され続け、予告編においても彼らの登場シーンはCGで消され、プレミアにすら呼ばれなかったので、公開当日に2人で連れ立って映画館へ行き、一般客に混じって公開を見たとの事。 リザードが誰もいないところに飛びかかっている事を突っ込まれたり、ブラジル版の予告がカット割りをミスってリザードが何もない場所で何かからダメージを食らっている絵面をモロに写したりしたけど 前述の通りマグワイアとガーフィールドは自分達の出演を公開されるまで周囲に伏せていなければいけなかった。 特にガーフィールドの方は『アメイジング』シリーズで共演したグウェン役で元カノのエマ・ストーンから「新作に出るの?」という質問をLINEで何度も問い詰められ、ガーフィールドは何度も「知らない」「分からない」という答えを公開されるまではぐらかし続けた。 そしていざ公開されて、自身が出演した事をストーンが知った際には彼女から「アンタは嫌なヤツね」と言われたという。 ただし、「家族は自分と変わらない存在なので例外」らしく、自身の両親と兄には出演する事が決まってからすぐに報告したとのこと。 マグワイアの方はしつこいパパラッチや取材、ファンに対し、「それについては話せないんだ。」などと返事して何とか隠し通していたそうだがある人物のいつものうっかりのせいで1人の人物に出演することがバレてしまっている(詳細は後述)。 そして登場した彼らの姿に多くのファンが拍手喝采し、3人の絡みに笑顔になるファンは数え切れないほどだった。 特に数多くの伏線を残したまま、打ち切りで終わってしまった『アメイジング』シリーズのピーターのその後の示唆には涙を禁じ得ないものがある。 しかも、彼らの出番は特別ゲスト程度だけではなく、過去作の言及まで及んでおり、先述のようにもはや本作は「MCUの1本」のみならず「全スパイダーマン実写映画シリーズの総括」という役割を担っている。 実は本作の前に公開された『スパイダーマン:スパイダーバース』で3人が共演することが検討されていた。 マグワイアはピーター・B・パーカー役として出演し、ガーフィールドとホランドはそれぞれの映画の本人役として登場する予定だったらしいが、観客が『スパイダーバース』の概念が分かりにくくなる上に混乱するかもしれないとのことで実現されなかった。 しかし今作ではそれが実現されたのでまさしくこれは『実写版スパイダーマン:スパイダーバース』とも言える。 これら、全ての『スパイダーマン』シリーズを内包する本作には多くの賞賛の声が寄せられ、「スパイダーマンシリーズ最高傑作」との呼び声も高い。 ちなみにマグワイアとデフォーはこの作品でそれぞれの役にカムバックした事で2002年の映画初登場から19年と225日という最も長期でマーベルのキャラクターを演じたという事になり、2022年1月25日にギネス世界記録に認定された。 “The filmmakers would like to gratefully acknowledge the original true believer, Avi Arad, whose vision led the way to bringing these iconic characters to the screen.” (映画化への道を切り拓いてくれたアヴィ・アラドに感謝を) 余談 冒頭のニューヨークのシーンで、ドラマ『ホークアイ』に登場したミュージカル『ロジャース・ザ・ミュージカル』の広告が登場している。 クライマックスで垣間見えるマルチバースの人々には、クレイヴン・ザ・ハンター(*16)やライノらしきシルエットが登場している。 ノー・ウェイ・ホームとは「家に帰る道がない」「帰る家はあるのにそこに行く事が出来ない」の意味。ある意味最大のネタバレである。 最初の実写映画版3部作を監督したサム・ライミは、MCU次作であり今作に直結した展開が期待される『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』のメガホンを取った事が発表されている。今後のMCUでライミ監督の演出するスパイダーマンが拝めるかもしれないと考えると今後に期待したいところだが……。 脚本作業は相当難航したようで、1年以上練り続け、撮影が終わった後も脚本作業をしていたらしい。「もう完成しないんじゃないかと思った」とは脚本家の一人、クリス・マッケナの弁。 ネタバレ王子ことトム・ホランドは撮影中にたまたま隣のスタジオでミズ・マーベルの撮影をしていたカマラ役のイマン・ヴェラーニに撮影の事について聞かれた際に、彼女に絶対に出演することをバラしてはいけない大先輩とのツーショット写真を見せてしまうといういつものうっかり大失態をおかしてしまった。MARVELオタクで知られているヴェラーニはこの写真を見て、すぐに映画の中身とその写真の意味がわかってしまったという。 エンドクレジットで流れる楽曲はデ・ラ・ソウルの「The Magic Number」。デ・ラ・ソウルはピーターの出身地であるクイーンズの位置するNY・ロングアイランドで結成された(*17)ヒップホップグループであり、歌詞で繰り返される「3は魔法の数字」は本作においても様々な意味を持つ。 本作の結末を見た日本のファンからは「東映版スパイダーマンの主題歌である『駆けろ!スパイダーマン』をエンディングに流してほしかった」という感想が散見された。色物・ネットミーム的な印象を持たれる東映版であるが、自身が出演したわけでもないのにまたしても再評価される事態になったとか。……なお、本作の日本語吹替版エンディングテーマはSixTONESの「Rosy」である。 同じマーベル作品であるアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』とは「マルチバース」の歪みから「歴代のスパイダーマンのヴィラン達が共謀して襲ってくる」といった共通点がいくつか存在するが、上記のエレクトロがスパイダーマンを黒人だと思っていたという発言に対してピーターが「黒人のスパイダーマンだってきっといるよ!」との返答をしており、この黒人のスパイダーマンがアニメ映画版『スパイダーバース』及び原作アメコミ作品の主人公であるマイルス・モラレスを示唆しているのではないかというファンの指摘、また実際劇中のシーンで一瞬だけ登場する影が「マイルスらしき影ではないか」という噂も存在する。 追記・修正は「大いなる責任」を果たしてからお願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- ポストクレジットネタバレ 「そうか、よし分かってきたぞ。つまり、こっちの世界には・・ここにはその、大量にいるんだな。超人たちが。」 「さっきから彼がずっとそう説明してるだろ!」 エディ・ブロック(From Earth-688B) 演:トム・ハーディ/吹き替え:諏訪部順一 謎の声(From Earth-688B) 演:トム・ハーディ/吹き替え:中村獅童 南の国のバーでバーテンダーから話を聞いていた男。どうやら彼もまた別のユニバースから来たらしい。 アベンジャーズの話を聞く傍ら、彼にだけ聞こえる声にも返事をしている。 そして時たま、挙動不審な行動を取る。 ……だが、エディが「ニューヨークに行ってスパイダーマンに話を聞こう」と決意した矢先、再び消えて元の世界に戻ってしまう。 困惑するバーテンダー。 そして、彼がいたテーブルには、「黒い粘ついたモノ」が付着しているのだった……。 『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』のラストの流れから、ヴェノムが本作の戦いに参戦する形でMCUとソニーズ・スパイダーマン・ユニバース(SSU)のクロスオーバーを予測する声も公開前には多かったが、結果的にゲスト出演に終わった事を残念がる声も少なくなかった。 だが、ヴェノムがMCU世界に残していった異物が今後のユニバースにどう影響を与えるのかを期待する声も多い。 なお、このエディはスパイダーマンは無論ピーターの事も知らないため、Earth-199999に現れる「スパイダーマンの正体を知っている」というルールには当てはまらない。 しかし、脚本家の一人であるクリス・マッケナにより、「シンビオートは他のユニバースに関する知識を持っており、ここに繋がる知識が埋め込まれている」という事実が明かされた。 つまり、エディに取り憑いているヴェノム=シンビオートが、スパイダーマンに関する知識を知っていたためにEarth-199999に現れたというのが真相である。 スパイダーマンの正体を知っているシンビオートと言えば『スパイダーマン3』に登場したヴェノムが存在するが、もしかすると他のマルチバースにもスパイダーマンの正体を知るシンビオートが存在しているのかもしれない……。 マルチバースの危機はドクター・ストレンジの手によって収束したかに見えた。 ……しかし、危機は終わっていなかった。 マルチバースの扉は解放され、世界全体にその影響が及んでしまう。 至高の魔術師と敵対するかつての兄弟子。 魔術師が応援を頼むのは、現実を改変する力を持つ魔女。 そして、災厄を呼ぶのは他でもない、「彼自身」だった……。 DOCTOR STRANGE WILL RETURN IN... ドクター・ストレンジは帰ってくる DOCTOR STRANGE IN THE MULTIVERSE OF MADNESS ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス { PREV ETERNALS NEXT DOCTOR STRANGE IN THE MULTIVERSE OF MADNESS SERIES PREV SPIDER-MAN FAR FROM HOME △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 「あの2人」に関しては出てもシルエットだけとか、ライブラリ出演だけだと思ってたから映画館で本気で驚いた -- 名無しさん (2022-01-14 08 09 51) 全体的に素晴らしい記事だけど例の一人が冷酷なダークヒーローに成り果てていた描写なんてあったっけ? -- 名無しさん (2022-01-14 08 51 57) MCUのスパイダーマンが真の意味でスパイダーマンとなるトムホスパイディ完結編。本当に凄い映画だった。年明けしょっぱなにこの年の最高傑作が決定したと言っても過言じゃない。 -- 名無しさん (2022-01-14 08 56 52) ヴェノムが破片残して消えたってことは今後ヴェノムと戦うとしてもトムハーディのエディではないヴェノムってことになるのかな - 名無しさん (2022-01-14 09 02 09) HCもFFCもトニー・スタークの影響で生まれたヴィラン相手で、今作でヒーローとしての一人立ちを果たしたって事なんだろうが…孤独すぎないか -- 名無しさん (2022-01-14 09 15 58) 結論 マスゴミはヒーローの敵。異論はない -- 名無しさん (2022-01-14 09 29 39) この結末にはスタン爺もニッコリやろなあ -- 名無しさん (2022-01-14 09 35 36) クロス作品のストレンジ、「戦場の端で『決壊しそうになっているもの』を全力で食い止める役」に徹する事になりがち。どうしても隅に追いやらないとストレンジのお陰で一発でカタが付いてしまう程強いという証左でもあるけど -- 名無しさん (2022-01-14 10 01 32) そういえば序盤でピーターが家で着てたシャツ、あれはHCでスーツを没収された後に着ていた「NY決戦から生還」シャツだったよな? -- 名無しさん (2022-01-14 10 09 51) ホームシリーズの総決算だけでなくサム・ライミ版からの凡そ二十年に渡る実写スパイダーマンの歴史が完結する所は涙無しでは見れなかった。まさかゲストで登場した二人のシリーズのその後や後悔にまで触れていって解決するとはおもわなかった。 -- 名無しさん (2022-01-14 10 38 47) ↑マジでそれ。スパイダーマンを見続けてきたからこそ感動も一入だった。特にMJを助けられたあのシーンは色々救われた気がして瞳が潤んだわ -- 名無しさん (2022-01-14 10 47 40) 今回の展開、比較的恵まれてたピーター1を極限まで曇らせると同時に、万が一現実で揉めてもMCU組との縁がリセットされてるので問題なく新シリーズを始められる悪魔の一手だと思った -- 名無しさん (2022-01-14 11 01 06) ドクオックがスパイディに「すっかり大人になったな…」って優しく語りかけるシーンはウルっと来たと同時に歴代映画を見続けてきオールドファンへ向けた言葉にもなってるのがたまらん。後半からの怒涛の展開は今まで込み上げたものが溢れて何回も泣きそうになったわなく -- 名無しさん (2022-01-14 11 02 34) 吹き替えまでも当時の映画と同じキャストなのも感動したわ。銀河さんのオクトパスや前野さんのピーターすきだったから。 -- 名無しさん (2022-01-14 11 41 23) スパイダーマン最高傑作、個人的にはありがとうの気持ちでいっぱいになったわ -- 名無し (2022-01-14 11 51 13) エンドゲームと同じで、「終わり」を強調しているが「終わってない」作品。記憶操作も応急処置の側面が強いから、元に戻るのも時間の問題だと思うw -- 名無しさん (2022-01-14 12 14 57) 後半はゴブリンがフードかぶって原作風になってたり、エレクトロのクソダサマスクも再現してたりと小ネタが多い。向こうのオタクは日本人には分からないような小ネタでもっと興奮してたんじゃなかろうか -- 名無しさん (2022-01-14 12 37 54) 今までの総決算であると同時に再スタートと感じた作品。ラストシーンの孤独を背負い夜のNYをスイングするスパイダーマンの姿が切なく素晴らしい。 -- 名無しさん (2022-01-14 12 40 08) ディズニーの取り分の増額要求とソニー版の敵の出演決定とどっちが先だったんだろう。増額要求が先だったらソニーの取り分維持の為にソニー版の敵を使用することにしたんだろうか。 -- 名無しさん (2022-01-14 13 13 09) やっぱファーフロムホームでのJJJが大きな伏線、というか予告みたいなモンだったのかね。さらにマルチバースの単語だったりオクトパスが本人出演だったりで、少なくともあっちの方は出てなかったら詐欺と言われてたかもしれないレベルよね。 -- 名無しさん (2022-01-14 13 17 58) コミック正史のJJJは -- 名無しさん (2022-01-14 13 34 43) (ミスった続き)コミック正史のJJJはスパイディに留まらず仮面のヴィジランテ全般を疎んじてはいるが一方でX-MENゼロトレランス事件の際ミュータント排斥に協力を持ちかけられるも言下に拒絶する節度も持ち合わせていた。このMCU版はマルチバース内でも最悪の個体だろう。ソニーヴェノムはトムホに対面する前に引き戻されてしまったが本筋に絡んでいたらブロックはブン屋としてどうよと訝りヴェノムは喰ってもいい野郎と判断するんじゃないかね -- 名無しさん (2022-01-14 13 46 44) 今回直接出てきたわけではないが地味にロキの功績デカい -- 名無しさん (2022-01-14 14 11 39) ↑推測の域だけど前にストレンジが忘却の魔術つかったときはTVAが生きてたからマルチバースからの影響はなかったんだろうね -- 名無しさん (2022-01-14 14 15 42) 1月初頭にして2022年映画の最高傑作との呼び声は高く、自分もMCUスパイダーマンの一区切りとして間違いなく傑作とは思うけど、ラストがあまりに寂し過ぎて……と思ったけどスパイダーマンとは元来屈指の不幸体質というか悲しみを抱えたヒーローだし、MCUとしてはともかくスパイダーマンとしては寧ろようやく「あるべき姿」に戻ったのかなとも -- 名無しさん (2022-01-14 16 41 39) あくまで推測だけど、前作に出てたブラッドは夏休み旅行の後に自分以上に人気急落したピーターを見てミステリオ信者になってるのかも -- 名無しさん (2022-01-14 17 32 32) マイルスの存在も示唆されてたね -- 名無しさん (2022-01-14 18 02 00) アメスパの方のピーターってゲイ? サム・ライミ版が腰が痛い(女性と関係中)と言ったのに対して体の中心貫かれて(掘られて?)って返してるし2人にI Love youって言ってるし -- 名無しさん (2022-01-14 18 26 49) ↑2 バルチャー一味と取引しようとしていたアーロン・デイヴィスな。原作に於けるマイルズの叔父であり、本人もクイーンズに甥っ子が住んでいると、明言はしなかったもののそれらしい発言を残しているという -- 名無しさん (2022-01-14 18 32 03) ↑本作でも黒人のスパイダーマンもいるって発言があったしね -- 名無しさん (2022-01-14 18 53 09) ↑3 トビーに腰痛いって言ったのはトビーがサムライミ版「2」撮影前に撮影していた映画撮影の最中に背中を強打して、トビーがその腰痛が原因で降板するって噂があったので、それを茶化したもの。(ちなみにその代役として名が挙がっていたのがミステリオを演じたジェイク・ギレンホールだったりする) で、「I Love you」というアドリブは「(アメスパが散々な評価されてるけど、僕は自分が演じたスパイダーマンも、君たちが演じているスパイダーマンも)I Love you」って意味らしい。 -- 名無しさん (2022-01-14 19 10 24) 前任二人より若いのに、二人だって誰か一人ぐらい残ったのに、根こそぎ失うってキツすぎない -- 名無しさん (2022-01-14 19 28 25) アニメ映画スパイダーバース2には登場するらしいと言われてはいるが、事によると今後実写シリーズのどこかでも藤堂新二氏の山城拓也が越境してくる可能性もゼロとは断言できなくなってきたのでは -- 名無しさん (2022-01-14 19 34 23) 例の二人の圧倒的な前作主人公ぶりは感涙もの。(厳密に言えば違うんだが…)本当にファンサービスの塊みたいな映画だった。 -- 名無しさん (2022-01-14 20 01 02) 今回のスパイダーマンは恵まれてるなぁなんて思ってたら作品が出るたびに奪われていくの酷い -- 名無しさん (2022-01-14 20 03 24) ガジェット(小物)フェチな自分からすると、スパイダーマン達のウェブシューターの違いが取り上げられたのがすごくよかった。 -- 名無しさん (2022-01-14 20 12 23) ↑4 今回の騒動の発端的に「ピーター・パーカー」じゃないから来たくても来れないんじゃないすかね -- 名無しさん (2022-01-14 20 27 09) ラストがホークアイとリンクしてるんだよなあ -- 名無しさん (2022-01-14 20 47 55) ↑ラストで飛んでる時にスケートリンクとツリー写ってたね。飛んでった先でジャージーマフィアと人知れず戦ってたんかなあ。 -- 名無しさん (2022-01-14 21 44 43) あの人出たときマジでどよめき起こってたよ -- 名無しさん (2022-01-14 23 39 57) 予想を越えたお祭り状態でありながらこれまでの実写スパイダーマン以上に主人公と観客を打ちのめしてくる最高傑作 -- 名無しさん (2022-01-15 00 19 19) MCUのスパイダーマンシリーズ自体がアイアンマンシリーズの外伝兼続編みたいな位置付けだったこともあってスパイダーマンもヴィラン達(ヴァルチャー、ミステリオ)も科学や機械に傾倒したSF色の強い内容だったけど良くも悪くも今作でその「MCUスパイダーマン」の固定観念をぶち壊してくれたと思う。 -- 名無しさん (2022-01-15 00 29 28) ベノムVSベノムも期待してた -- 名無しさん (2022-01-15 00 57 00) この世界にもヴェノムが現れることになりそうだが、果たして誰がなるのか… -- 名無しさん (2022-01-15 01 28 43) 待って!?ホムカミのガーガンは結局スコーピオンにならずに終わりなのかよ!? -- 名無しさん (2022-01-15 01 50 59) ピーターのこの先を考えると辛いけどあの終わり方だとまだ希望があるんだなって -- 名無しさん (2022-01-15 01 53 02) (その証拠にそれを聞いたふたりのスパイダーマンはあっけにとられている)とか*3とか私見入った憶測多くない?そこらへんは公式から情報出てからでいいでしょ、ソースあるなら話は別だけど -- 名無しさん (2022-01-15 03 55 54) トビーマグワイア自体を映画で久々に観た気がするわ。近年はほぼプロデューサー業で俳優活動はほとんどしてなかったから -- 名無しさん (2022-01-15 04 20 40) 誰が呼んだか「ライミ版スパイダーマン4」にして「アメイジング・スパイダーマン3」そんな感じの内容だった -- 名無しさん (2022-01-15 04 34 59) ガーフィースパとトビマグスパが出てきた時はええええ~~~~ッ!?ってなったけど、一瞬で「そりゃそうだな……他の誰でもない、『ピーター・パーカー』こそ誰よりも『スパイダーマンの正体がピーター・パーカーであるという事実を知る者』だもんな…」と納得させられてしまったの、めちゃくちゃ気持ちが良かった。 -- 名無しさん (2022-01-15 05 02 13) アメスパが来たの一番嬉しかった!10年後も20年後もまた会おう!! -- 名無しさん (2022-01-15 06 08 22) ガーフィールドが出た時には上映中なのにどよめきが起きたな……そして彼が来たということは予告にあった落ちるMJを救うのはと思ったら本当にそうしてくれるとはな -- 名無しさん (2022-01-15 07 01 39) 何かの手違いで小森ユウが召喚されてたら愚民とマスゴミに早々とキレて『虎』を放って大惨事になってそう -- 名無しさん (2022-01-15 07 24 50) しかし自由の女神に盾持たせるとかあの世界の政府は大丈夫なのか? -- 名無しさん (2022-01-15 07 32 57) ↑キャプテンアメリカという概念への印象がどうなってるかだな。スティーブ←法的公的には犯罪者だが社会的には英雄。ウォーカー←政府肝煎りだったが公衆の面前の大失態で『キャップ』としては失墜。サム←とりあえずは襲名を歓迎されている。…で本作は時系列上F&WSの完結前か後なのかにもよる -- 名無しさん (2022-01-15 07 46 09) これライダーで言うなら藤岡弘、とTHE FIRSTと真威人君とシン・仮面ライダーが共演してるようなもの? -- 名無しさん (2022-01-15 08 14 46) 誰も触れてないようだけどデアデビルがMCUに正式参戦もでかいよな……もしデップー3があのままMCUに合流できたらライアン・レイノルズのデップーのうざ絡みにトム・ホランドのスパイディがサブカルネタで対抗してチャーリー・コックスのデアデビルが間で頭を抱えるあのシーンがMCUで見られるんだぜ -- 名無しさん (2022-01-15 13 08 43) 盲目+弁護士で「まさか…」って感じだったけど直後の投げ込まれた石を掴んだのでほぼ確定して興奮した -- 名無しさん (2022-01-15 13 16 26) 歴代のヴィラン達を救って帰すって筋書きも「無関係な人や敵にも手を差し伸べてしまう」というスパイダーマンのヒーローとしての本質を体現するお話でとてもよかった。しかしこうして見ると過去5作のヴィランに元からの悪人はいないんだな・・・。みんな実験や事故でヴィランになっちゃった人ばかりだ。そして科学者率がすごい高い。 -- 名無しさん (2022-01-15 15 52 29) ↑ある意味偶然ヒーローになったスパイダーマンと鏡写しの存在と言えるかもしれない -- 名無しさん (2022-01-15 15 57 02) 正直、無印とアメスパのスパイディがかけつける展開は予想してたよ。戦力差が明らかにあり過ぎるもん。でも精々「ラストバトルに出て来るだけ」「顔出しも当然なし」程度だろうなって。でもやられたよ。完全に想像を超えられた。アメスパがネッドに呼び寄せられたあたりからもう最後まで「わ…ァ…ァ…」「泣いちゃった!」状態だったわ。 -- 名無しさん (2022-01-15 16 37 11) 吹き替えで印象に残ったのは「言われないとわかんねぇな中村獅童…」ってところかな。 -- 名無しさん (2022-01-15 18 05 22) ガーガンはそのままスコーピオンヴェノムになるのかな? -- 名無しさん (2022-01-15 18 54 06) MCU版でまた使われるようになった『スパイダーマンのテーマ』の使い方が最高に鳥肌だった! -- 名無しさん (2022-01-15 19 21 25) ↑6 そしていかにミステリオがクズなのかが分かるな。トニーも悪かったとはいえ後味悪い。アイツの仲間だけでもヴェノムに喰われてくれないかな.. -- 名無しさん (2022-01-15 19 38 06) それこそデアデビルが裏でしばいてそうな感じある〈ミステリオ一味 ただラストの展開的にミステリオ一味もどうなってるのか -- 名無しさん (2022-01-15 22 39 16) 最後にピーターが"試験勉強"を始めるシーン、見ていてマジでキツかったな… -- 名無しさん (2022-01-16 02 47 31) 映画を最後まで観ると分かるNo Way HomeNo -- 名無しさん (2022-01-16 14 19 29) サンドマンが信用してたのはスパイダーマンでなくピーター・パーカー(サム・ライミ版)だからこそ誰も信用できない状態だったんだろな -- 名無しさん (2022-01-16 14 25 56) ↑4 ここは「アントマン&ワスプ」の自白剤を…… -- 名無しさん (2022-01-16 14 45 12) 格納してるからって -- 名無しさん (2022-01-16 16 13 32) 格納してるからって「先輩」の事書くのは流石にどうなんだろ。公開終了までは待っても良いのでは?ここ来たらやっぱりあったから相変わらずアニオタwiki節操ないなと思った。 -- 名無しさん (2022-01-16 16 15 36) ↑これから見る映画の項目を見てネタバレされたって言う馬鹿な人間はいないと思いますよ -- 名無しさん (2022-01-16 16 32 09) ↑4 自白剤なんてないよ -- 名無しさん (2022-01-16 17 50 03) ↑ これって自白剤だったのかぁ... -- 名無しさん (2022-01-16 17 59 29) ↑7 -- 名無しさん (2022-01-16 18 56 23) メイ叔母さん、死体が残っただけマシだったのでは…パンプキンボム喰らったら骨だけになるはずだし -- 名無しさん (2022-01-16 19 01 17) ↑ 2ミス サンドマン色々言われてるけど一貫して帰るために動いてて行動はブレてないんだよね。ゴブリンとエレクトロが裏切った時点で後は箱が使われるのを待つだけだったし。最終決戦も2と3が現れて1が再起したから箱を奪いに来たわけだし。その場のノリならリザードの方がよっぽど…… -- 名無しさん (2022-01-16 19 06 16) ↑そういう意味では、「責任は「僕」じゃないから」ってそのまま送り返した場合のピーターも同じような道を辿る気がするよな。誰かにとってのヴィランになってたかもしれない -- 名無しさん (2022-01-16 19 50 55) ぶっちゃけミステリオの記憶の方を消しておけば万事無事に済んだのじゃないかなぁ!? -- 名無しさん (2022-01-16 22 26 14) ミステリオは元凶であり救えないヴィランではあったけど、間接的に自分の手で殺してしまったからこそなかったことにできなかったんだろうな -- 名無しさん (2022-01-16 22 57 58) TVAが機能してたらミニットメンが殴り込み仕掛けてただろうし、今回助かったヴィランも変異体として始末されてたしロキの功績はでかい…今後、TVAが機能してたら起きなかった事件が起きそうだけど -- 名無しさん (2022-01-17 15 43 33) ↑ミニットメン勝てんのかなぁ -- 名無しさん (2022-01-17 16 13 45) デアデビル:ボーン・アゲインじゃJJJはかっこいい矜持を見せたし、記者も主役級の活躍を見せたのに本作のメディアは完全に悪役になっちゃったな。 -- 名無しさん (2022-01-17 17 13 53) シビルウォーの時と言い -- 名無しさん (2022-01-17 21 00 26) ↑フューリーは肝心な所で雲隠れしやがる -- 名無しさん (2022-01-17 21 02 56) 最初に劇場で見た時、ピーター達がDr.オクトパスの本名聞いてなんで笑ってたのか分からなかったけど、この記事を読んで納得した。オットー・オクタビアスってアメコミ版の『名は体を表す』名前だったんだ。でも確か、『オットー』って名前は実在する人名のはずなんだけど……? -- 名無しさん (2022-01-17 22 40 58) ↑オットーには「8」って意味もあるから「たこの八ちゃん」みたいな意味にもなる -- 名無しさん (2022-01-17 22 43 44) ヴェノムのお漏らし、まだ出てないシンビオートヴィランがMCUに出てきて、その始末にエディ達がやってくるっていうクロスオーバーをするための布石なのかもしれん -- 名無しさん (2022-01-18 13 37 05) ↑7 -- 名無しさん (2022-01-18 17 32 11) (途中送信ごめん)あいつらそんなに強そうには見えんよな……それこそシルヴィひとりに返り討ちに会いまくってたわけだし -- 名無しさん (2022-01-18 17 32 44) ベティがピーターの味方って書いてあるけど、、プロモーションではデイリービューグルのインターンになってたのよ。本編でもその設定が生きてるか分からんけど -- 名無しさん (2022-01-18 23 35 25) ↑5 邦訳が悪ノリしてたら『タコ8はかせw』とか口走られてたかもしれないのか… -- 名無しさん (2022-01-19 14 31 54) 一番最初のアニメで登場した回の邦題が「ロケット泥棒たこ八」だからね、しょうがないね -- 名無しさん (2022-01-19 21 58 18) ネッドのこれからの動向が気になる… -- 名無しさん (2022-01-20 00 28 43) エマストーンが公開前に噂聞きつけてアンドリューに電話したんだってな -- 名無しさん (2022-01-20 20 05 48) エマ・ストーンは公開前にアンドリュー・ガーフィールドにLINEかなんかで「撮影したでしょ?」ってのをシラ切られまくってて、いざ見に行ったらやっぱり出てて「アンタ最低だわ」ってなったらしいな -- 名無しさん (2022-01-21 13 33 28) ↑秘密を抱えたヒーローは辛いな……。 -- 名無しさん (2022-01-21 19 19 29) ヘルメットより素顔がゴブリンしてるデフォーやばい -- 名無しさん (2022-01-21 19 34 30) ↑おまけにスーツの上に来てる服の残骸で原作のビジュアルにめちゃくちゃ近づいてるしね -- 名無しさん (2022-01-21 21 26 50) 家族の死とその復讐をもって力と責任の意味を知るっていうスパイダーマンの始まりの物語をもってスパイダーマンの話を終わらせるってなかなかできるものじゃないよね -- 名無しさん (2022-01-21 21 35 54) ↑×7ネッドって原作では三代目ホブゴブリンになるんだけど……大丈夫だよな……? -- 名無しさん (2022-01-21 22 24 51) これ今回上手いのは、ヴィラン捕まえて送り戻せる準備のあと「ピーターの意志で」延長させたとこだよな。元凶になりかけたストレンジの責任をここで一度満了させてるからそこから先がキチンとピーターの責任に移行してる。「誰かのせい」の物語じゃないというか。 -- 名無しさん (2022-01-22 19 07 28) 女神像でだべるシーンでトムホだけ屋外にいたのはスケジュールの都合か、それともリークの可能性を減らすためかな…? -- 名無しさん (2022-01-23 19 14 24) なんか、みんなこれが最終回みたいに話してるけど、続投決まったんじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2022-01-23 19 37 47) 前作最後から今作最初にかけて、ベックがアレだけ顔出しして、誰も彼を異次元から来たと思わなかったのかな?普通なら『アレ、お隣さんのベックじゃない?』とか思う人とかいそうなのに。それなら、『ミステリオが異次元から来たのは嘘』という疑惑が挙がって、ピーターの容疑も割とすんなり晴れてたような・・・身も蓋も無いけど。 -- 名無しさん (2022-01-24 23 27 27) そういう時代だからって話かもしれんけど、そういう個人性は徹底的に排除されてるのよね。ピーターのほうも「俺はこの前スパイダーマンに助けてもらったんだ」って人が一人も出てない。 -- 名無しさん (2022-01-25 09 51 42) ↑野次馬バカ騒ぎ野郎にしか見えないけどスパイダーマン肯定派派閥ってそういうやつもいるんじゃないの? -- 名無しさん (2022-01-25 10 32 09) というか今回市民に助けてもらわないといけない場面がないから市民の善意を見せる場面もないっちゃない。ミステリアの件でピリピリした空気になってるし、正直他のユニバースの市民も土壇場じゃなかったら害を加えるやつはいないかもしれないけどデリカシーのないやつとかは絶対いたと思うわ -- 名無しさん (2022-01-25 11 02 14) ↑2 MITの副学長がその最たる例ではあったな -- 名無しさん (2022-01-25 12 16 02) ↑9 MCU次元では原作のヴィランがヒーローの味方してる例はままあるのでそこまで問題とは。ブラックパンサーなんてメインヒロインと(ナキア)最終的には協力者となったライバル(エムバク)が両方ヴィランだったし。エムバクに関しては中の人的には次回作以降でヴィランとなる事に意欲的らしいけど -- 名無しさん (2022-01-25 15 06 21) トムホピーター、ラストシーンで高卒認定試験の勉強してたけどこれつまり学籍とか戸籍も含めて忘れ去られたのか…… -- 名無しさん (2022-01-25 22 45 06) 「ピーター!」「「「なに?」」」もアンドリューの提案と聞いてアメスパ大好き俺は泣いた -- 名無しさん (2022-01-26 10 55 52) 落下する恋人を助けたりグリーンゴブリンにグライダーでとどめをさそうとしたトムホピーターを止めたり「今度は死なせない」って展開が心に来る -- 名無しさん (2022-01-26 14 30 56) 本当に本当に……何て遠い回り道……ありがとう、スパイダーマン。本当に………本当に……「ありがとう」…それしか言う言葉が見つからない… -- 名無しさん (2022-01-26 21 56 15) ホームシリーズという括りで言えば最終作にあたるか -- 名無しさん (2022-01-26 23 58 22) ネタバレ考察によると、スパイダーマンの正体が暴露された後にリズが「ピーターは嘘つき」と難色を示していた模様 -- 名無しさん (2022-01-27 16 06 06) 「ヒーローは引退しなければ幸せになれない」という結末はエンドゲームから一貫してるな。 -- 名無しさん (2022-01-28 22 06 11) トムホスパイダーとしてはビターエンドではあったけど、普通に途中からずっと目頭熱かったわ -- 名無しさん (2022-01-29 19 25 41) あの2人が未だスパイダーマンを続けているて事は未だ2人の世界にもヴィランが出続けてるんだろうか.. -- 名無しさん (2022-02-02 21 31 29) ↑彼らが戦う相手はヴィランのような強大な存在ばかりでもないさ -- 名無しさん (2022-02-02 21 32 41) もし「ピーターに会いたい」ではなく「スパイダーマンに会いたい」って願ってたらスパイダーマン軍団がうじゃうじゃ出てきたのだろうか。 -- 名無しさん (2022-02-02 21 45 09) 例えば、サムライミの一作目で子供を助けに火事の中飛び込んだしな。スパイダーマンは戦うというより助けるヒーローだから -- 名無しさん (2022-02-03 09 46 01) ↑2 無理じゃないの?あの二人はネッドが別次元から呼び寄せたわけじゃなく、ヴィラン達と一緒に来てたんだろうし。というか、もしピーターがストレンジから箱を奪ってなかったらあの二人、元の次元に帰れなくなっていたのでは… -- 名無しさん (2022-02-04 05 50 22) ネッドが才能ありすぎて笑った。チート系転生ものの主人公かよって思ったけどネッドだから許される感ある -- 名無しさん (2022-02-06 19 43 49) ノーマンがよく見ると途方に暮れてるくせに、こっそりドーナツを拝借してて笑ってしまう。考えてみたら初代スパイダーマンでも晩餐前につまみ食いしてメイおばさんに叩かれるようなちょっとした図々しさのある人だったわ。キャラの理解度が高い。 -- 名無しさん (2022-02-06 20 42 27) なんとなくだけど、やたら怒りっぽかったりでゴブリン人格の影響か、感情や欲望を制御しきれなくなってるって状態なのかなと思ったなあ -- 名無しさん (2022-02-07 10 12 08) ゴブリンはいろんな作品でいろんな人物が脅威となったけど、やっぱデフォーのゴブリンが一番おっかなくて、だからこそヴィランで一番好きだわ。 -- 名無しさん (2022-02-10 12 03 47) 多分、アベンジャーズ5がやることになったら、直前くらいの映画でスパイダーマンがゲスト出演するんだと信じてる -- 名無しさん (2022-02-10 15 19 38) 今回スパイディが魔術への耐性持ってるって情報が割とさらっと出てきたけど後々伏線として活きてくるのかな? -- 名無しさん (2022-02-15 09 05 55) マダムウェブだっけ?あれが決定したらしいし色々発展させるのかね -- 名無しさん (2022-02-15 11 31 10) *10の部分に関して補足を入れると、サムライミ版2にて、ピーターが力を取り戻してジャンプする→すぐ落ちて腰を打ち付ける というシーンが有りますが、英語だと該当シーンのセリフが『I'm back!(力が戻ったぞ!)』の直後の転落からの『My back……(腰が……)』という『back』にかけた洒落となっており、 更に3での闇落ちしかけてる時のマグワイアが登場するネットミーム『BullyMaguire』シリーズにてギャグ的によく使われるフレーズであり、日本国内と違って海外では『My back』というワード自体がスパイダーマン系コンテンツにおいて笑いを誘うポイントとなっているので、挿入されたのだと思われます。 -- 名無しさん (2022-02-25 21 25 05) MARVEL市民はとうとう実写版で瓦礫投げたのか…煉瓦じゃないからセウトじゃなくアウトだよ(未視聴組) -- 名無しさん (2022-02-25 22 13 17) ↑実際に投げつけるシーンが描写されたのではなく、ピーターやマードックが居る部屋の窓を突然突き破ってくる感じですね。一般人が投げたにしてはあまりに速く正確なので一部ではヴィランの仕業とも……(笑) -- 名無しさん (2022-02-26 04 04 46) ↑5 「スパイダーマンには魔術への耐性がある」というのは原典たるコミック版から存在する割と由緒のある設定らしい。ピーターを咬んだクモは放射能で変異したものではなくクモの神のような存在から遣わされた超常的なクモでした、というアースも存在するのでMCU版もその設定に準じている可能性が…… -- 名無しさん (2022-03-17 23 43 58) JJJが一切のお咎めなしなのが納得いかない。前作と今作の事件のきっかけとはいえいくらなんでもピーターに対する追い込みが酷すぎる -- 名無しさん (2022-05-04 20 41 30) スパイダーマンは今後も続編が作られるの? -- 名無しさん (2022-05-04 20 42 17) 頼むから残されたシンビオートにあのクソ記者食ってほしいわ -- 名無しさん (2022-05-08 00 38 44) JJJにしても追い込んだ市民やミステリオ一味にしても許せないのは確かだけど、そいつらが因果応報を受けたら復讐を否定するストーリーの重みが減るんだよなぁ… -- 名無しさん (2022-05-08 00 53 55) ↑でも最近のMCUならノリで殺しそう -- 名無しさん (2022-05-08 17 16 32) ↑ライミ版のエディみたいに社会的に失墜するくらいはしてほしい -- 名無しさん (2022-05-08 18 37 50) 決戦前の3人の会話がもっと見たかったっていう贅沢な不満が出るくらいには大満足した最高の映画だったわ -- 名無しさん (2022-05-10 15 47 49) ↑3・↑2 マック・ガーガン(=スコーピオン)に賭けよう -- 名無しさん (2022-05-10 17 02 12) 原作版のJJJもスコーピオン誕生の元凶だったりスパイダースレイヤー送り込みまくったりで大概ではあったけど記者としての矜持と信念は持ってるからなぁ…確かにMCU版JJJは色んなバースの中でもマーベル市民やってる存在かもしれん -- 名無しさん (2022-05-11 01 20 20) 実際のところ大学に交渉して合否判定覆せるものなの?ピーター同様に通知書が来た時点でどうにもならないと思ってたけど -- 名無しさん (2022-05-16 00 16 25) 抜け殻状態のピーターがストレンジの手を躱しまくる所、ピーターはともかくストレンジも超高速で動いてないかこれ -- 名無しさん (2022-05-16 17 42 33) ↑2 不合格通知てよりはスパイダーマン の関係者だから...て感じだったし能力は問題無かったんだろう。現実でどうなるかは分からんけど。 -- 名無しさん (2022-05-21 22 43 55) ジェイムソンはせめて続編でミステリオがペテン師だったと分かれば自分達の非を認めるくらいはして欲しい。 -- 名無しさん (2022-05-21 22 47 51) ラストシーン、ピーターは孤独になってしまったけど、それ故に「しがらみから開放された」面もあると思うんだよな……MJもネッドも、そしてメイおばさんも「スパイダーマンの関係者」として狙われる事は無くなった訳だし、顔無しの「最も親愛なる隣人」スパイダーマンとして完成したような状態。そのせいか、夜のニューヨークを飛び回るラストシーンはどこかあまりにも軽やかに見える…… -- 名無しさん (2022-05-21 23 26 55) しかしそれにつけてもトム・ホランド=ピーター1の可愛さよ。「ありがとありがとありがとありがと……!」のシーン、はー可愛すぎかー?ってなっちゃったわ。ピーター2と3も完全に「可愛い弟の旅立ちを見守るお兄ちゃん」の顔になってたしw -- 名無しさん (2022-05-21 23 38 04) ストレンジMoM見て、ピーターはNo Way Homeだったけど、ストレンジやアメリカのAnother wayには繋がったのかなって -- 名無しさん (2022-05-31 12 11 58) ↑2あの時のピーターの表情と相まって、MCU本編における一人のヒーローとしてのスパイダーマンの物語はここから始まる、と感じたな。それまでは社長、医者といった保護者がいて、故空気読めない子供としての振る舞いもあった訳だけど、それは最後独り立ちするための伏線として結実した、と感じたよ。 -- 名無しさん (2022-08-04 16 51 38) ライミ版のJJJのいい部分はピーターと仕事上の距離が近いからって部分もあるからなぁ -- 名無しさん (2022-08-27 21 29 22) もっと楽しいバージョンは追加映像たくさんで本当にもっと楽しかったけど、ポストクレジットはとてもつらいバージョンだった… -- 名無しさん (2022-09-19 11 27 47) 根こそぎ無くなったからこそ、トムホピーターには今後一つずつ失ったものを拾い上げていって欲しいよね -- 名無しさん (2022-10-22 05 14 36) この新生エレクトロってアメスパの青エレクトロみたいに肉体の電気化とかできるのかな 何回見てもわからん… -- 名無しさん (2023-02-01 05 54 48) 今作の事件が「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」でも知れ渡ってて驚きだわ… -- 名無しさん (2023-04-20 21 16 24) 最下段のアクロス・ザ・スパイダーバースへの言及いるかな?扱っても小ネタ程度になる可能性もあるし、公開されて例えば3人の登場が判明するまでは記載しなくてもいいと思う -- 名無しさん (2023-04-20 21 58 50) ↑そうですね、映画公開まで保留と言うことにします -- 名無しさん (2023-04-20 22 41 27) ↑3 作中の台詞からも、結構尻拭いに骨を折らされたみたいだよね。 -- 名無しさん (2023-09-08 00 52 42) ここから4作目のスパイダーマンってどんな感じになってるのか今から気になるな…スパイダーマンのスーツも再び新技術とか取り入れたものになりそうで楽しみ -- 名無しさん (2023-10-05 11 34 19) 最近観たけど、ノーマンがドーナツ盗むシーン、あれもうあの時点で既にノーマンの意識は半分くらいゴブリンに奪われてそうなんだよな。些細な善悪の区別がついてない感じ、メイおばさんにつまみ食い怒られてたのを思い出す。もしかしたらその直後くらいの時間から来たのかも。あとスクリプト公開されたから読んでみたけどデフォー氏のアドリブっぽい感じする -- 名無しさん (2023-11-03 02 07 44) MCU世界線の全人類の記憶が無くなったのなら、戸籍はどうなったんだろ? -- 名無しさん (2023-11-10 23 54 52) ↑人間の”記憶”はなくても戸籍などの”記録”は残っているのかも。あっ、もしトニーがピーターのことを記録したAIを残していたとしたら……? -- 名無しさん (2023-11-11 00 02 38) ドクターは魔術の素人に何の説明もなしに魔術を使おうとしてたが、医者時代でも患者に説明もせずに手術とかしてんだろうか -- 名無しさん (2023-11-12 17 49 39) ↑×4 ノーマンではなくアメスパのグリーンゴブリンが来てたら救済の難易度が上がってたかもね -- 名無しさん (2023-11-20 14 57 07) 名前 コメント
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概要 auとスパイダーマン3のタイアップ企画。 auの専用オークションサイトへの限定グッズ出品を主軸にしたwebプロモーション。 注目点 限定グッズの単純なプレゼントキャンペーンではなく、オークション形式を採用。 そのオークションをauが運営するサイトで実施。 KDDIデザイニングスタジオ(≒アンテナショップ)で出品物を公開し、リアルと連動。 参考webサイト 「SPIDER-MAN 3(TM) X au by KDDI」専用サイト http //au-movie.jp/spiderman3/index.html KDDIデザイニングスタジオ http //www.kds.kddi.com/index.html 投稿者の主観的感想 今年上半期の期待度NO.1映画とのタイアップで話題性は高いと思います。 ただ、auにとってのPR効果には疑問が残ります。 このプロモーションにおける、auの目的やコンセプトがよく分かりません。 認知を高めたかったのか? 自社運営オークションサイトの価値を高めたかったのか? キャリアスイッチを促進させたかったのか? ただ、「スパイダーマン3」側から見ると、宣伝効果は高いと思います。 スパイダーマン3はどのぐらいの企業タイアップを実施したのでしょうか? 映画のタイアップ企画に詳しい方、加筆ください!! キーワード(検索用です。思いつく限りの単語を入れてください) タイアップ 映画 スパイダーマン3 au 携帯電話 限定グッズ オークション
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スパイダーマン:ブランニュー・デイ 2 (翻訳本、マーベル) 発売:2013年1月30日、小学館集英社プロダクション 定価:2100円 税込み 概要 ヒーロー活動を再開したスパイダーマンの前に、相も変わらず次々と災難が降りかかる! 内容紹介 身に覚えのない連続殺人事件の容疑者として警察に追われる一方で、ニューヨーク市民を脅かす新たな怪人フリークが登場! しかも、フリークは倒すたびに、どんどん強くなって復活するのだ。さらに、ニューヨークに季節外れの大雪が降り積もり、それとともにマヤ文明の狂戦士が出没する。ウルヴァリンが援護に駆けつけるが、それはむしろ火に油を注ぐ結果になり......? 悩み多きピーター・パーカーに安息は訪れるのか!? 著者プロフィール ●ボブ・ゲイル[作]...ライター。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』三部作の脚本を務めた映画脚本家。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』はアカデミー賞脚本賞にノミネートされた。コミック作品としては『デアデビル』(マーベル)、『バットマン:ノーマンズ・ランド』(DC)などを手がけている。 ●フィル・ヒメネス[画]...DCコミックスでも活躍するベテラン・アーティスト。『ワンダーウーマン』『ティーン・タイタンズ』等のドラマチックな物語でファンを魅了した。『インフィニット・クライシス』で成功を収めた後、マーベルと専属契約を結び、『ブランニュー・デイ』のリランチ企画を手伝うことになった (以上、小学館集英社プロダクションオフィシャルサイトより TheAmazing Spider-Man#552〜#558までを収録 既にスパイダーマン:ブランニュー・デイ 3までの出版が予定されている 前作スパイダーマン:ブランニュー・デイ 1→本作→
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スパイダーマンヨ 今日みてきた。 流石スパイダーマン。席がいっぱいだった。 予約しといてよかったー笑 おもろかったよー マクドナルドのレジで「フルリレロ~」といったらマックフルーリーの割引券(300¥→100) くれるって友達が言ったけんいってみたらほんまやったー笑 めっさはずかったけど得した笑 皆にもお勧めっすよ! まだ頭いたいー風邪ひいたかもー poster1.jpg あた∪もスパイダーマン行きたL1わあ-どンくらL1おもツ∪ょL1ン?-- あ (2007-05-05 00 04 29) やッとこれたわあー(^V^♪叉來るねツ!! -- 名無しさん (2007-05-05 00 13 46) 最高っすよ!ダイナミック笑きてくれてありがとー(*゚▽゚)/ -- 南瓜 (2007-05-05 21 19 36) 名前 コメント
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登録日:2019/09/26 (金) 23 19 12 更新日:2024/06/09 Sun 22 32 30NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 MARVEL カーネイジ シンビオート スパイダーマン スーパーヒーロー トキシン ブラック・キャット ヴェノム TOXIN. IT'S THE NAME I'VE GIVEN TO MY GRANDCHILD, PRETTY HUH? I'VE GOT A BETTER NAME. DEAD. 『スパイダーマン: ヴェノム VS. カーネイジ』(Venom Vs. Carnage)とは2004年にマーベル・コミックスが出版したコミックの小プロによる邦訳版。 タイトル通りスパイダーマンの宿敵であるヴェノムとカーネイジの対決と、それを追うスパイダーマンが描かれている…と思いきやヴェノムとカーネイジの対決自体にはそれほど焦点が当てられておらず、ストーリーの本筋はカーネイジから産まれた新たなシンビオート「トキシン」を中心としている。 また、アートを担当しているクレイトン・クレイン氏の一度見れば忘れられない凄まじく特徴的な絵柄も特色の一つ。 物語 自らのシンビオートが間もなく子を産み落とすことを感じ取ったクレタス・キャサディ/カーネイジ。出産という行為に嫌悪感を抱いたクレタスは自らの子を産んですぐに殺すことを画策。それを知ったエディ・ブロック/ヴェノムは自らの子孫を自分の味方につけるため、カーネイジと対峙することとなる。 様々な人物の思惑が入り乱れる中で産まれたシンビオートはとある警察官と結合することとなるが…果たして新生「トキシン」の運命やいかに? 登場人物 ●クレタス・キャサディ/カーネイジ ヴェノム・シンビオートの"息子"であるカーネイジ・シンビオートと結合した猟奇殺人鬼。シンビオートが出産することを知るが、情や義理とは無縁の人間であるため、さっさと殺そうとする。しかし殺害に失敗し、トキシンがヒーローとしての道を歩もうとしていることを知ると、ヴェノムと手を組んで今度こそ自らの"息子"を消そうと奮闘する。タイトル詐欺もいいとこである。 本作では珍しく自らのシンビオートと会話を行う描写がある。アイロンがけは丁寧。 ●エディ・ブロック/ヴェノム スパイダーマンへの憎悪に燃える復讐鬼。この頃はまだ結構ヴィラン寄りなキャラクターだった。 自らの"孫"であるトキシンを仲間に加え入れ、スパイダーマンとの戦いに利用することを画策する。シンビオートという種としての存続も気にしていた模様。トキシンがヒーローになろうとしていることを感じ取ると、カーネイジと手を組んで共に戦いに挑んだ。この以前の話でエディの身体がシンビオートに乗っ取られてるため一人称が「俺」("I")である。 アーティストの好みなのか、これまでない程に筋肉が強調して描かれている。 ●ピーター・パーカー/スパイダーマン NYを守る親愛なる隣人。 殺されかけたマリガン夫妻を救い、事件の元凶であるカーネイジを追う。トキシンがヒーローとして上手くやっていけるかを確認した後に新たな友として認め、ヴェノムとカーネイジに狙われた際にフェリシアと共に加勢した。 シンビオートに対する敵意はかなりのものだが、トキシンのことは結構あっさり信用した。 ●パトリック・マリガン/トキシン 元は妻子持ちで正義感に溢れたごく普通の警察官であったが、偶然カーネイジと出会ったことでシンビオートを産み付けられる。すぐに殺されかれたがブラック・キャットに救われ、しばらくの後にトキシンとしての真の力に目覚める。カーネイジをも凌駕するその力の制御に苦悩し、そのままでは家族に危険が及ぶと考えていた。 正直なところ、本誌と後に始まった単独誌以外での活躍は殆ど無いままフェードアウトしてしまった残念なキャラクター。 ●トキシン・シンビオート カーネイジの"息子" 産まれてすぐに殺されかけた経験から、カーネイジに恨みを持っている。口振りは理知的に見えるが、人としての価値観を何一つ理解せずに暴れるため、パトリックを苦悩させる。 体色はオレンジと暗めの青で、吹き出しはカーネイジとは対照的に青色。 ●ジーナ・マリガン パットの妻。幼い息子を持っており、夫とも仲睦まじい。力を手にしたことで変わってしまった夫を理解できず、悲嘆に暮れる。 遂には子供が産まれたばかりであるにもかかわらず別居することとなってしまい… ●フェリシア・ハーディ/ブラック・キャット 漆黒の女怪盗。 パトリックがカーネイジに殺さかけている現場に偶然居合わせ、彼の命を救う…とは言ってもスパイダーマンでも太刀打ちできないカーネイジに敵うはずもなく、彼女も危うく殺されかけた。 追記・修正はエイリアンと融合している連続殺人鬼に得体の知れない何かを産み付けられてからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ヴェノムはカーネイジと敵対してるし、カーネイジはトキシンと敵対してるし -- 名無しさん (2019-09-27 21 56 23) 途中送信失礼しました。 (続き)自分より強い子供が敵になるって難儀な家族だなあ・・・ -- 名無しさん (2019-09-27 21 58 26) 名前 コメント
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確定予告は、赤字 保留先読み予告 通常停止 低速 高速 青低速 高速 赤黒高速 赤高速 黒と赤の低速に関しては現在確認中 敵キャラカットイン予告 サンドマン:小、中、大 ベノム:小、中、大 無線予告 会話ウィンドウ:白<赤 無線:黒<キレパンダ<アヒル 会話内容白「銀行強盗発生」 白「若い女性が、捕らえられている!」 白「電車が暴走している」 白「ベノムが出現した!」 赤「何者かが暴れている」 赤「若い女性が、捕らえられている!」 MJ予告 青「Kyaaaa!!」 青「Spidey!」 青「Help me」 赤「Spidey!」 敵遭遇リーチ MJカットイン有りでチャンスアップ スパイダーマンのアクションジャンプ 大股開きでジャンプ ひねり飛び 一回転 ポールに捕まれば3か7へ昇格 奇襲攻撃リーチ クライマックスバトルリーチ同様
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第7期 http //www.nicovideo.jp/watch/sm16729346 東映版スパイダーマン@ニコニコ動画へようこそ こんなところに運営及び権利者と戦う男スパイダーマのまとめwikiを作っていたとは!! このページは自由に編集することができるだと…許せる!! どこかに編集ミスがあったら許せッ!!修正求む 削除された動画が多いので整理したいね リンク 第7期放映開始(ニコニコ動画) スパイダーマッ!交流処 スパイダーマン (東映)-Wikipedia スパイダーマン-アンサイクロペディア 哀れな蜘蛛男 東映スパイダーマン(エピソードガイド) 蜘蛛男コミュニティ(ニコニコ動画) 更新履歴 取得中です。